↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/1

泉貴の問いの答えを解くにあたっての条件と前書き

私は、きっと、変な夢を見ていたのだろう。


何故か、とても、懐かしい


おでこにはぐっしょりと汗が出ている。日はまだ昇っていない。暗い、暗い、朝だった。ため息をひとつつき、布団のそばのモニターに目を向ける。時間は5時になっていた。

ピッピッピッと音がする。アラームを止めて、そのモニターを手に取る。


私は宮 泉貴だ。単なる何処にでもいるような高校生だ。と、まあ、こんな紹介をする人が普通の人とは思えまい。私は昔、今このアパートに住んでいる女、水街 綴里の部下だった。綴里は、昔とある街の主人で、迷い込んだ小さい頃の私を助けてくれた。今、その街は綴里の妹が管理しているらしいが。その昔、私は住んでいた村を追放された。理由は「共通理解」という能力だった。自分でも使いこなせていないので詳細は分からないが、指定した相手と感情や意見を共有できるみたいだった。昔住んでいた村は、人狼の被害が激しく、人々は騙し、欺き合いながら、暮らしていた。そんな中、私が共通理解を手に入れたため、良いように人狼サイドに利用されてしまったのだ。村から追放され、人狼サイドからも迫害を受け、逃げた先が綴里の街といったところだ。


モニターの画面が動く。

『おはです〜(`・∀・´)』

ピコンという音とともにメッセージが送られてきた。そう、このアパートの最大の特徴は、夜しか他の住民に会えないところだ。布団のそばのモニターで会話をする以外に、昼の間の連絡手段は無い。

いろんな人からメッセージが送られてくる。

『おはよう泉さんー』といった個人メッセージから

『おは〜今日は早起き出来たよ(*⁰▿⁰*)』といったみんな向けのメッセージまで、様々なコメントが送られて来ている。

みんなに会えるのは、夕方の6時半以降だ。


私は、今日も、みんなに会えるのを楽しみに、つまらない世界を生きて行くんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。