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挑戦状

 木原はフィルムを回した。すると遺体のある白い壁に映像が映された。それは落書きのようなタッチで赤い文字でFと映されたものだった。五秒後にエンドロールのように黒い文字が下から上に映された。木原はそれを読み上げた。

「これをもって警視庁に挑戦状を送る。私は映画監督。七年前の赤い落書き殺人事件を再びリメイクする日が来た。オリジナルの事件にアレンジを加えて最高の劇場型犯罪ムービーを始めよう。タイトルは劇場版赤い落書き殺人事件。これは予告編だ。冒頭には次の犯行のヒントが隠されている。生贄は二人であるのを予告しよう。本当の予告編は七月一日午前十一時マスコミを使い公開しよう。さようなら」

それを聞き神津は怒った

「劇場型犯罪ムービーだと。腐っている」

「ああ。映画と殺人の違いが分からないようだ。映画監督ってやつは。その前に忘れていることがあるだろ。喜田参事官への連絡だ」


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