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状況

「美里さん。遺体を見つけたときの状況を説明してください。」

「私は来月の舞台の練習をするためにホールで練習をしようと中林教授に鍵を貰いホールを開けると人がステージの上で倒れていました。近づくと大森君だと分かり寝ていると思って起こそうとしたら脈拍がなく慌てて教授を呼びに行きました。」

神津はその話を聞き質問した。

「つまりこのホールの鍵は掛っていた。」

「はい。」

「密室殺人ということか。因みに大森はいつからホールで練習をしていたのですか。中林さん。」

「昨日の午後七時頃です。」

続けて清水が答えた。

「午後九時に大森の所属するバンドキュービックのボーカル五十嵐博と私はラーメンを食べにいきました。大森君も誘ったのですが、朝倉さんが個人的にアドバイスを伝えたいと言って断られました。」

「朝倉さんというのは誰ですか。」

「音楽家の朝倉武彦です。この大学のOBで毎年講師に来ます。去年の学園祭でこのバンドに惚れてオーディションの一か月前から演奏を見てもらっています。彼は弟子のように慕っているので犯人ではないと思いますが。」


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