表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/40

dead or alive 2

 男は拳銃を構えて言った。

「動くな。動いたら殺。」

 愛澤は両腕を挙げて無抵抗をアピールした。

「菅野聖也君。久しぶりですね」

「七年前のあの事件には黒幕が存在する。そういう匿名の告発文が一年前届きました。独自に捜査をしていくとあなたが黒幕ではないのかという証拠が出てきました。その証拠はこの酒井のパソコンのアクセス記録。ハッキングされた形跡があります。そして今日赤い落書き殺人事件が再び起きたと知ってあなたをマークしました。証拠はないですから」

「証拠はあると言いましたよね」

「ハッキングは違法行為。物的証拠にはなりません。合法化した証拠が欲しかった」

 愛澤は高笑いをした。

「そうです。私はΩファイルを入手するために酒井と接触しました。そして酒井さんは高野さんを殺そうとしていることを知り協力しました。全てが計画通りでした。当初の計画では猟奇殺人に見立てて犯行声明を出すはずでした。しかし裏切り者が多数発生してしまい計画は大幅にずれてしまいましたが」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ