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消えた犯人

陰雷館に戻る道を二人は歩いている。その時合田の携帯が鳴った。相手は北条だった。

北条が述べた事実は合田の推理は狂わせる。

「どういうことだ」

『そのままの意味だな。それともう一つ。ヘリコプター爆破事件。どうやら国枝が入院した記録がないらしい』

「つまり国枝も容疑者ということか」

『そうだな』

 合田は電話を切った。二人はシンクロする。

「真相が見えた気がした。北条の報告がなければ」

「真相は分からないが背景は分かったでしょう。あの推理が当たっているだとしたら謎がいくつか残る。あの人が犯人だとすると動機はある。しかし証拠はない。それに爆弾事件との因果関係は分からない。

「朝日奈恵子と名乗る亡霊の正体と、消えた国枝。その謎が解けない限り真相に辿りつくことはできない」


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