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とある弁護士の捜査活動
その頃菅野は最後の幼馴染が住む家にいる。
呼び鈴を鳴らしたが誰も出てくる気配がしない。ドアの鍵が開いていたとしても彼は部屋に入ることは出来ない。なぜなら不法侵入になるからだ。職場に問い合わせた所、今日は休みだそうだ。彼は幼馴染の家で立ち往生している。すると郵便局の制服を着た男が郵便受けに小包を入れた。菅野は小包に手にする。そして郵便局員に彼は声を掛ける。
「住所が違いますよ」
郵便局員らしい男は小包を奪い逃走した。菅野はその後を追う。行き止まりまで追い詰めた時、誰かが郵便局員らしい男を狙撃した。薬きょうは転がっている。菅野はあたりを見渡したが狙撃手らしき人影はない。彼は千間に連絡した。
「菅野です。捜査員を数名程派遣してください。場所は・・」




