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Aランクギルドと魔王軍四天王ザナークの目的

丁度ザナークが着終えたところで霧が晴れた。バウアーさんの顔立ちは鼻が少し低い以外はマイルドに整っていて、なんだか優しそうな感じだと思った、そして鎧の下が本当にフルチンなのだということも知った。

「おちょうど晴れてきたね!縁起いいじゃん」あたしが言った。

「ちょうど晴れてきたのではない着終えたところで俺が魔法を解除しただけだ」ザナークが真面目に答える。

「ガキにマジレスすんなよ、さてはお前友達いねえだろ」バウアーが全裸になった状態で言った。

「いやさすがにバウアーさんよりは魔人さんのほうがお友達はいると思います!だってバウアーさんフルチンですもん!」リズさんが真顔で答えた。

「気にしないでね、魔人さん。所詮はフルチンの戯言だから」ライオさんがやさしく言った。

「おいフルチンはフルチンでも俺は特級のフルチンだ!特級フルチンをなめるな!」バウアーさんが大真面目に言った。それを聞いた瞬間あたしはなんだか卑猥な響きに聞こえてしまったのと、さっきまで殺し合いをしていたのにもかかわらず、会話が馬鹿すぎて。爆笑してしまった。

「あっはははww何ですかそれ、皆さんさっきまではあんな怖い感じだったのに、すごいなんていうか、、」あたしが言った。

「なんていうか?」ザナーク以外の三人が声をハモらせて言った。

「馬鹿ですね」あたしは思っていたことをぶっこんだ。

「あっはは!よくわかったね!僕たちはすごくすごくバカなんだよ、僕は強い奴は好きだけど馬鹿な奴はもっと好きなんだ!自分が死んじゃった時もさ、こうやって不謹慎な馬鹿話をしてくれる。それくらい気のいいこいつらみたいなやつが大好きなんだ」ライオが言った。

「おい団長、俺にはそういう趣味はねえぞ。俺はただ全裸なだけだ」バウアーが言った。

「あたしはどちらかといえばバウアーさんのほうが好みかも?」リズさんが言った。

「ほらな、すごいバカだろこいつら。僕はギルドにこんなバカ仲間をいっぱい増やしたいだけなのさ。

君もその一人なんだからね!」あたしを指さしながらさわやかな笑顔で言った。

「ええそうなの!」私は少しいやそうな顔をした。

「当たり前だろ!君だってバウアーのことを馬鹿にできないくらいぶっ飛んでると思うよ、だってあの、、、まあいいや」ライオさんが何かを言いかけてやめた。

少し変な雰囲気が流れた気がしたので、

「そういえばさ!これからどうするの?」あたしが流れを変えるためにみんなに聞いた。

今まで押し黙っていたザナークが口を開けた。

「会いたい人がいる、」少し悲しそうな顔をしながら言った。

「だれと会いたいんですか?」リズさんが言った。

「すまんがお前たちには言えない。」

「そうか、その人とはどこで会えるんだい?」ライオさんが雰囲気を察してゆっくりと優しく聞いた。

死人しびと霊脈れいみゃく」普段以上に重い声でザナークが言った。

「あんなところに何の用があるんだ?あそこにあるのなんて」その先を言おうとした、バウアーの口をライオさんが塞ぎ。リズさんがバウアーの股間を蹴った。股間を蹴られたバウアーとても悲痛な表情をしていた。

「死人の霊脈だったら!この村から二日くらい馬で飛ばせば麓まではつくね!付いていかせてもらってもいいかな?」口を抑えながらライオが聞いた。

「別に全然いいよ!」あたしが左手でグッドボタンを作りながら答えた」

「なんでお前が決めるのだ?」ザナークが少し怒りながら言った。

「当たり前じゃん、あたしはザナークのご主人様なんだからペットはペットらしくしてよね!」

「いつから私はお前のペットになったのだ。そもそも私はお前よりも強い!俺がお前の主だ!」

「でも負けたじゃんあたしにさ!それに強いかどうかなんて、どっちがご主人かどうかには、全く関係のない事だよ」右手の人差し指をちっちっちという感じに横に振りながら答えた。

「強いかどうかは序列を決めるにおいて最も重要な指標だ」ザナークが真面目に答えた。

「それって魔族にとってはでしょ、人間にとっては力が強いかどうかより権力が強いかどうかだよ!」私が自信満々に答えた。

「では権力とはなんだ、その権力を得るために人間は戦争を繰り返すのではないのか、それは強いかどうかという言葉とほぼ同義ではないか!都合のいい言葉でごまかすな!人間はいつもそうだ!綺麗ごとで本質を隠しとおそうとする」いつもより少し熱くなった様子でザナークが答えた。

「確かにそうかもだけどさ!でもでも」私も熱くなって強めに言ってしまった。

口から手がどけられたバウアーが仲裁した。

「まあ落ち着けや、個人の心情的にはガキに味方してやりてえとこだが!ザナークが言っていることが正しいと俺は思うぜ!言い方は陰気臭くて、ちょっときついけどな!がははは」高笑いしながら、バウアーが言った。間合いを見て

「ザナークさん僕たちにもついていかせてもらってもいいかな?」ライオがゆったりと聞いた。

「まあ別に構わん、、、

さっきは熱くなってすまなかった。」少ししょんぼりした様子でザナークが言った。

「いいよ別に、自分が飼い犬何て言われたら、むかつくのは無理ない、ザナークさんあなたは別に間違ってはいないと思う。と同時に少女が言っていることも間違ってはいない。二人の意見を俺は尊重するよ。だからこれで喧嘩終わりね、二人ともギルドのメンバーなんだから、喧嘩するなら僕が見ていないところでやってくれよな!」さわやかにライオさんが言った。

「私も入っている判定なのか。」ザナークが言った。

無言で三人がうなずいた。















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