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ソフィアのファンタジックワールド ~ミドリ 編~  作者: 季山水晶
第六章 ルナサフォランにて

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番外 アイラの思う事

 師匠について行って、初めて冒険者らしい仕事が出来た気がします。依頼をこなすというのは人の役に立つっという事なのですね。勉強になりました。


「情けは人の為ならず」とはよく言ったものです。ボンゴさんを助けたから美味しい牛乳も飲めたし、アニカさんを手伝ったからルナカモマイルのドライハーブも沢山もらえた。


 ビベックさんの病気も治ったし、病気の原因も分かって街の人たちも大喜びだったなぁ。何よりも身分不相応の『セント・ライトランド公爵公認の冒険者の証』を貰えたことが驚きですよ。全て師匠のお陰ですね。


 まあ、私には重すぎますので、実はこっそりルイ様に言って辞退させていただきました。「私自身で功績を挙げられた時に改めて頂きたいと思います」と言ったら納得していただけました。


 それにしても師匠は凄いですよ。何が凄いって、強いし判断が早い。物事の本質を見極めて動き出すスピードが抜群です。今回の問題解決も鍵を握っていたのは師匠だと思いますね。そんでもって、それが戦いにも現れているから、危険でも危険じゃないというか、師匠が居ると安心して戦うことが出来るんだよね。


 でも、ブラックウルフに睨まれた時には人生の終わりを感じました。でも乗り切れた。きっと運も持ち合わせているのでしょう。私もそれに便乗です。


 私より年下で、見た目は可愛い女の子なのに、中身は全然違うものなぁ…不思議です。


 見た目の事を言うと…スタイルの事をすごく気にしている様だけど、私からすれば全く気にすることないと思うんだよね。十分いいスタイルだよ。なんであんなに気にするんだろうね?


 それにしても、今日泊まった宿の温泉は気持ちよかったですね。お湯がサラサラと言うか、柔らかいというか、普段の冒険者用ホテルのお風呂とは全く違いましたよ。ほら、お肌もつるつるです。お金持ちの人が集まるのも分かりますね。料理も山の幸、川の幸が多くて、おても美味しかったし、私もここで住み着いてもいいかって思っちゃう程でした。


 一緒に行動を始めて約1カ月…師匠が居なければ、私はどうなっていたのかな?まだどのパーティにも入れて貰えなくて、独りで薬草探しとかしていたのかな…独りだとレベルを上げるのも大変そうだし、まだレベル2のままだったかもしれないね。


 その事も感謝だよ。こんなにレベルも上げて貰って、無理やりでも着いてきてホント良かった。


 今更ですけど、やっぱりレベルを上げるって言うのは大切なのですよ。冒険者になった時のままだったら、到底今回の仕事はこなせなかったと思うね。レベルの大切さを実感です。低いままだったら、ルナサフォランに行く途中で山賊にやられて終わっていたでしょうね。考えただけでもゾッとするよ。


 まあ、レベリングはきつかったですけどね。あんなにスパルタとは思わなかったです。何度も何度も回復魔法をかけられて、戦い続けだったものなぁ…師匠は一人でどうやってレベルを上げたのだろう。今度聞いてみよう。


 私と居なかったら師匠は一人きりだったわけでしょ?彼女は何が目的で、何処に向かっているのでしょうね。今度じっくり聞かせて貰おうかな。少しでも力になれたら嬉しいなぁ。


 そうそう、いよいよ明日はカナディフシティに戻るんだけど、フィンは元気にしているかな?パーティの一員として活躍出来ているかしら。「私もちょっとは強くなったよ」って言いたいし、色々なお話も聞きたいな。


 そう言えば、師匠はこのパーティを()()って言っていたから、街に戻ったら解消されちゃうのかな?まだ別れたくないな…延長お願いできるかしら…


 あ、色々考えていたらこんな時間になっちゃったよ。私がこんな事を考えているとも知らずに、横で師匠はもうぐっすりですね。


 おやすみなさい……


いつも読んで下さりありがとうございます。

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