第1話 性格少女
「おじゃまします」
俺はそう言って家の中に入る。中は意外とシンプルな見た目だ、まぁでかいのは変わらないけど。
そう考えていると奥から足音が聞こえてきた。
ドタドタドタ
「こんにちは!おじいちゃんのお孫さんですね!来てください!」
「おいちょっと」
いきなりでてきた赤みがかった髪の長髪少女に手を引っ張られる。こんな親戚いただろうか?そもそも親戚が少ないからお年玉もらえる量が少ないと嘆いていた時期がある‥って、そんなこと考えてる暇はない。とりあえずまずは質問するか。
「君は誰?」
「明るいです!」
「性格を聞いているわけではないのだが」
そんな会話をしているうちに目的地に着いた。広いな‥
その部屋にはテレビが一台だけ置いてある。なんかホラー映画でありそうな感じだ。
カチッ
明るい?がテレビをつける。すると画面にじいちゃんが写る。机に肘をつけて口の前で手を重ねてる。似合わないサングラスまでつけて。すると突然じいちゃんが喋り出した
「このビデオを見ているということはわしはもう死んでいるの〜。」
見た目と喋り方が違いすぎて少し笑いそうなのをこらえながら話の続きを聞く。
「隣の少女誰やと思うでしょ」
話し方がおかしすぎる。
「私の愛娘とも言っていいその名は、いや名とは言わないか?」
「おじいちゃん‥」
隣で明るい?がため息まじりに言う。
「まぁ、性格少女と言うのだ。性格少女とはその名のとおりわしが作った少女だ!」
「いや言ってる意味が」
「で、話はこれからじゃ」
俺の言うことを遮るように追加の話がくる。
「お前には家出した性格少女を探してもらう。それがここに呼んだ理由だ」
なんか厄介な話だこんなこと断ろう。そう思ったが残念ながらじいちゃんは死んでる。まぁ放棄すればいい話だが。
ふと視線を感じ横を見る。すると明るい?が輝いた目を開いてこっちを見てる。
「探してくれるんですか!」
うっ、断れなさそうだなこれ。俺の第6感がそう伝える。仕方ないやるか!別につまんなそうな話じゃないしな。
「ところでお前は誰なんだ?」
「さっきも言ったじゃないですか性格少女の明るいだって」
怒り気味で話てくるがそんなことで混乱してある脳内をまとめることができない。性格?明るい?名前?しかしそんなごちゃごちゃの中で一つの結論ができた。それと同時に明るい?が言った。
「だから名前が明るいなんです!」
!ビンゴ!
脳内で正解音がなる。
その後、彼女にいろいろ聞いた。
性格少女とはどんなものなのか。じいちゃんのこととか。彼女自身もよくわからないことが多いらしい。とりあえず今いる性格少女を連れてくると言っていたが何人いるのか。
「連れてきました!」
そう言う明るいの後ろに2人の少女がいた。1人は青っぽい髪で右目を隠くれていて手にスケッチブックを持っている。もう1人は金髪のポニーテールで腕を組んで立っていた。
今回から性格少女の説明をしていきたいと思います。
○明るい 16歳 5月20日生まれ
好きな物 スイーツ 動物
嫌いな物 図書館 映画館
趣味 料理
・明るくてみんなに好かれてる
・髪はロングで赤っぽい背は平均くらいEGAOとプリントされたTシャツの上にパーカーを羽織っている。
こんな感じで毎回説明していきます!
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