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プロローグ
じいちゃんが死んだ。たった一代で金持ちになったすごい
人という記憶だけが頭に残っている。家もとにかく豪邸だった気がする。なんせ行ったのは10年くらい前に一回、記憶が薄くて当然だ。まぁ家に行ってないだけで会ってないわけではない。さて前置きが長くなったが、俺はそのじいちゃんの家の前にいる。親はどうした?と聞かれると思うから言っておく。親2人は遺産で世界一周だってよ子供置いてさ。それで俺がこの家を管理しろと言われるが、正直なところできる気がしない。親が言うにはじいちゃん以外にも住んでいる人がいるらしいが‥‥じいちゃん世代の方だったら逆に居心地が悪い。2年間も旅行行くって言ってたしそれまでの辛抱かさてそろそろ入るか。
この頃の俺はまだ知らなかったこのことが一生の関係に繋がるなんて。
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