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幻操士英雄譚  作者: ふんわり卵焼き屍人
~冒険者の街アンレンデ~
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第36話  ラベンダー色の風

 高嶺の花――欲しくても見てるだけで手に入れられないもの、という意味である。


 この言葉を耳にして一番最初に連想するものといえば、やはり美しい女性を思い浮かべる者が圧倒的に多いのではないだろうか。


 ならば例え話として、もし周囲の男達から高嶺の花と称されている女性と1人の男がカフェで談笑していたとしたら、その男に浴びせられる視線にはどのような感情が込められるのか。


 その答えは羨望、嫉妬、憤怒……そして、殺意。こんなところだろう。


 相席している女性が、自身が周囲の人間に与える影響を自覚し、気を使ってくれるようなら何も言う事はない。多少の弊害など、男だったら耐える。躊躇いなく、その選択肢を選び取ることができるハズだ。


 だが、もし女性がそういったコトにとことん無頓着で鈍感だった場合はどうだろう。

 周囲の有象無象など気にしない豪胆な性格なら良し。思う存分に至福の一時を過ごすがいい。

 他人の目線が気になって堪らない小心者なら、ご愁傷様。


 しかし、この例え話のように、男がその女性に惹かれているという状況であるのなら、まだ幸せなほうだろう……それが一方通行だったとしても。


 厄介なのは、第三者達は当人達の事情など構うことなく、無責任なまでにありったけの敵意を向けてくるという事実である。


 ――たとえそれが、一般的にいう"師弟関係"だったとしても、例外ではない。


「特製ジャンボパフェ、お待ちどうさまです」

「……」


 ここは俗に言う喫茶店である。


 そこの屋外席の一つを陣取る、所謂絶世の美女と整った顔立ちの大人しそうな少年の元に、ウェイトレスが少し覚束無い足取りでやってくる。抱えたお盆の上には山のように聳え立つ特製パフェが堂々と鎮座していた。


「よいしょ!」


 本当に重いのだろう。滅多に聞かない掛け声をあげながらパフェの器をテーブルの上に置く。


 どん!という食べ物を乗せた食器にあるまじき重量でテーブルを震わせたあと、女性ウェイトレスはハンカチで軽く額を拭きながら、「ごゆっくりどうぞ」と心にもない笑顔を残して退出していった。


「……」

「うわぁ……胸焼けしそうな量ですね。師匠の甘い物好きは今に始まったことじゃないですけど、さすがにこれは……」


 感情という言葉を知らないかのような無表情のまま、少年から"師匠"と呼ばれた女性はただじっと特製パフェを見つめた。

 その眼は文字の如く軍師のそれであり、どうやってこの要塞(パフェ)を攻略してやろうかと思案していることは容易に理解できる。


 そんな彼女の様子を眺める男性客達から『ほぅ……』と無駄に熱を含んだ溜息が漏れ出した。喧しいことこの上ない。


「うぷ……見てるだけで気分が……」


 生クリームという山の頂から、ベリー系シロップとチョコシロップが溶岩の如く流れ落ちていく光景を見て、少年は栗色の髪の毛を揺らしながら呻いた。

 彼の眼の前にもケーキと紅茶が並んでいることから甘い物が苦手というワケではないのだろうが、それでも限度というものがある。

 渋い顔をしてパフェから目を離した少年はフォークでちまっとケーキの端を切り取ると、なんともいえない表情で口に運んだ。


「……」


 パフェを注文した本人らしい女性は用意されたスプーンをゆっくりと手に取ると、セミロングにカットされた髪を片手で押さえながら黙々と生クリームやらアイスやらを咀嚼し始めた。


 歳は10代の終わりか、二十歳になりたてといった、比較的小柄な女性である。


 肌にぴったりとフィットした黒いシャツの上に、ボディラインに沿うように作られた上着を着用している。上着は清潔な白色に彩られ、ノースリーブながら裾が膝小僧まであり、右腰から下にはスリットが入れられていた。丈夫そうな生地が使われており、デザインと防具としての性能を両立させている。

 青色のショートスカートから覗く太腿は健康的な色気を放ち、細いシルバーチェーンが巻かれた上着と同色のブーツは主の美脚をより際立たせてるといっても過言ではない。

 世の大半の女性が不公平に涙しそうな整った顔立ち、ラベンダーを思わせる艶のある紫色の髪、滑らかな白い肌と高価な銀細工を思わせる白銀の瞳を見れば、誰もが心を奪われるだろう。

 

 豪奢なドレスを着せれば、誰もが彼女を深窓の令嬢と信じて疑わないことは間違いない――腰に下げた物騒な代物を無くせば、ではあるが。


 簡素な鞘に入れられた何の変哲もない長剣だ。小柄で華奢な女性が長剣で武装など、普通は物笑いの種になるだけが、この女性に限ってそれはありえない。

 何故なら、素人目にも理解できるほど武装が恐ろしく"馴染んでいる"からだ。昨日今日剣を握った者……否、熟練した剣士ですらこれほど違和感なく剣を携えてみせることは不可能と思われる。


 実は彼女、このギルド自治区において……否、冒険者はおろかメルキュリオ大陸に住まう人間なら誰しも一度は耳にしたことのある、著名な人物だったりする。


 そんな人物と席を共にする少年も見た目通りというワケではないのだが、今はどうでもいい。


「それにしても、よく食べますね」


 普段の食事はとことん小食のクセに"甘い物は別腹"を地で行く己の師匠を見やりながら、少年は苦笑した。


「……ここの特製パフェは美味しい。……食べる?」

「僕はこのケーキだけでお腹いっぱいですよ」


 抑揚のない声音で尋ねてくる己の師匠に対し、少年は首を横に振った。

 そんなことをすれば、物騒な気配を漂わせている周囲の男性客達からどんな因縁を付けられるかわかったものではない。

 実際のところ、闇討ちされても余裕で対処できるほどの実力は身に付けているが、無意味に彼らを挑発する必要もないだろう。


「……美味しいのに」

「このケーキだって十分美味ですよ?」

「……ひとくち」


 しまった、と少年は内心で呻いた。

 師匠からのおねだり発動……無二の甘い物好きである彼女からすれば当然の反応だ。

 予測できて然るべきこの行動を予期できなかったのは、己の未熟さ故である。

 逃げ方を誤った少年は観念したようにフォークで一口分のスポンジを切り分けた。敬愛する師の頼みを"断る"という選択肢は存在しない。


 あーんと口を開ける女性にケーキを食べさせた瞬間、少年の周りの空気が濃くなる――主に憎悪という物騒なものが密度を増しているようだ。


 とはいえ、常日頃から彼女と行動を共にしている少年にとって、この程度の圧力など屁の河童のようなものである。


 少年は無言の殺意を視線に込めてくる外野を完全に意識の外に追い出しながら、一見無表情ながらも幸せそうにスイーツを堪能している己の師匠の顔を眺め、柔らかい笑みを零した。


 その時、唐突に女性のスプーンを動かす手が止まり、その視線が少年のさらに後ろを捉える。


「どうしたんです?」


 師の行動を不思議に思った少年は身体ごと首を後ろへと回し、納得した。

 視線の先には全身を漆黒で塗り固めた黒衣の青年が歩いていた。その首に巻かれているドぎついピンク色のスカーフはあまりにも不似合いであり、到底彼の趣味とは思えない。


「あぁ、そういえば先程放送がありましたよね。あのピンクのスカーフは逃げる側の人かな?」

「……」


 女性は答えない。ただ、先程まで幸せそうに綻んでいた表情が硬さを増している。

 少年はその理由をすぐに察した。


「彼、尾行されてますね」

「……」


 視線の先には、黒衣の青年の後ろをある程度の距離を取りながら、付かず離れずで尾行している地味な容姿の男達がいる。

 恐らく、予選に参加している大勢の冒険者の中の1グループだろう。それにしては皆少々物騒な目付きをしているが、殺気の類などは一切ない。本戦進出の鍵を握る人物をどのように追い詰めるか思案し、緊張して強張っているだけのようだ――と、少年は判断した。


「でも、大丈夫じゃないですか? 彼、普通に気付いているみたいですし」

「……」


 しかし、女性はそれでも厳しい表情を崩そうとはしなかった。

 弟子は気付いていないみたいだが、彼女は違う。あの男達は"異常"だと、これまで培ってきた経験が全力で警鐘を鳴らしていた。


 気配に特徴が無さすぎる。まるで余計な感情という感情を全て削ぎ落したかのような無色透明は、真っ当な生き方をしてきた人間に出せる類ものではない。


 あれは、人が決して踏み入れてはいけない領域に達している者……人が捨ててはならないものを全て放棄してしまった人間特有の雰囲気である。

 そう――老若男女、善も悪も関係なく、命を奪うことに対して感情がまるで働かない非人間の極限……。


 ――暗殺者。


 それも相当な手練らしく、一挙手一投足に一切の無駄がない。


 尾行にしっかり気が付いている黒衣の青年も相当な技量を持っているのだろうが、それでも暗殺者が用意した舞台で戦闘を強要されれば、苦戦は必至。


「……ちょっといってくる」

「え!? じゃあ僕も――」

「……それはダメ。先に部屋に帰ってて」


 弟子も相応に腕は立つが、まだまだ荒削りだ。情も見極めも甘い部分があり、相手によっては足元を掬われかねない。

 女性は弟子である少年にそれだけ告げると、スプーンを放り捨てて席を立つ。そのまま自らの気配を"目立たない程度"まで落とし、黒衣の青年を追跡する男の後を追っていった。


 いきなり置いてけぼりを喰らった少年は唖然とした表情まま、残されたパフェを見つめる。


「…………これ、全部僕が食べるの?」


 愕然とした面持ちで思い掛けない現実を直視してしまった少年は、すごすごとスペースバッグから胃腸薬を取り出した。


 ◆◆◆


 予選の開始から既に2時間。聡一は血眼になって本戦出場を目指している冒険者達をやり過ごしながら、気の赴くままに街を徘徊していた。

 道中、よくわからない集団からの尾行を受けたが、今はもういない。特に巻こうと動いていたつもりはないので、自発的に解散したらしい。


(スカーフ狙いの冒険者ってワケじゃなさそうだったけど……アインス家から送られた刺客か?)


 当たらずも遠からず――己の推測をそう判断しながら、聡一は少しばかり気を引き締めた。それから、自ら人気のない場所へと移動していく。その方が、都合がいいからだ。

 自衛の術を持つ人間にとって、人が多ければ多いほどその雑多な気配に気を取られ、隙だらけになってしまう。そのような愚を冒してまで人混みに紛れるメリットなど、何もない。


 もし誰かが刺客から狙われる立場だった場合、大抵の人間は人の多い場所を選んで行動するだろう。それは間違いではないが、少し考えが甘いといえる。

 暗殺は人の少ない場所、寝静まった夜限定……そのようなベターな手順を踏んでくる暗殺者など、滅多にいない。そのような最もターゲットに警戒されやすいシチュエーションを選んで行動する者は余程の手練か、ずぶの素人のどちらかである。

 人体の急所というのは人が考えるよりもずっと多く存在し、その気になれば針一本で葬ることだってできる。

 一流の暗殺者は人通りの多い場所でターゲットとすれ違うその瞬間に急所を暗器で貫き、何食わぬ顔で離れていくのが常である。ターゲットは自分が殺された事実にも気が付くことなく……逝く。


 それを元の世界での師から聞かされていた聡一は、まさかそのような立場に自分が置かれることになるとは夢にも思わず、無意識のうちに苦笑した。


 その時、進行方向の先に気配を捉え、聡一は歩みを止めた。


 それを見越したのかは定かではないが、裏路地での十字路にて1人の男が姿を現す。


 目付きが鋭いこと以外に際立った特徴がない顔つきだが、特徴的な肉付きと聡一を見つめる輝きのない瞳から、堅気ではないことは一目瞭然だった。


 彼はいったい何者なのか。

 少なくともスカーフを狙う冒険者という雰囲気ではないし、アインス家に関わりがある者とも思えなかった。


「あー、さっきまで俺のことつけてた人だよね? 何か用?」

『………………』


 男は答えず、聡一に向けて肩に担いだ亜麻袋を徐に見せびらかす。


 亜麻袋は丁度幼い子供がすっぽりと収まってしまう程度の大きさである。中身は入っているらしく、相応の膨らみをみせていた。


 このような状況で嫌な予感を覚えない人間はいないだろう。


 ツヴァイハンダーを鞄から引っ張り出そうかとも考えたが、聡一は手を止めた。狭い空間では逆に動きを阻害してしまう。


 男の態度に一抹の不安を抱いた聡一は殺気を乗せて睨むが、睨まれた男は涼しげに受け流すと意味深な笑みを浮かべながら背を向けて走り出した。


「おい、待てっ!」


 考えるまでもなく罠である。

 あの袋の中身も適当な綿を詰め込んでいるだけで、聡一が危惧するような代物は入っていないかもしれない。

 それでも聡一は走る。

 明らかに自分を誘っていると頭の隅ではしっかりと理解していながらも、追い掛けないという選択肢はなかった。


 狭く複雑な構造をしている裏路地を縫うように疾駆していく男と、それを追う聡一。


 男は土地を熟知しているのか、その足に迷いはない。一方の聡一は、右に左に曲がっているうちに完全に方向感覚を失ってしまっていた。恐らく、それも男の策略だろう。


 しかし、聡一の足の動きは鈍らない。寧ろ、一気に隙あらば距離を詰めようとさらに駆ける速度を上げている。

 ただ、男も並大抵の脚力ではなく、なかなか差が縮まらない。


 スローイングナイフで足を止めたいところだが、肩の荷物を盾にされてしまった元も子もないのでそれも叶わなず、苛立ちが募る。


「ちっ!」


 そのまま5分ほど鬼ごっこが続き、そろそろ聡一が焦れ始めてきた頃になって、唐突に裏路地が終わった。


 日の光が差さなかった裏路地から、いきなり陽光に照らされる。


 出た場所は寂れた空き地である。

 別に公園というワケでも、過去に家屋が建っていた形跡もない。ただ時代に取り残され、ずっと放置されてきたらしい、何もない空間だ。


『……情報通りの男だったな。終わりだ』

「――ッ!?」


 明度の差から視力が低下し、一瞬瞼を細めたその瞬間、真正面から矢が迫る。それに合わせて、長剣やら短剣を構えた複数の男達が襲いかかってくる気配を捉えた。


 屋根の上から2人、それぞれ左右の壁の影に身を寄せて隠れていた男2人が聡一の後ろから迫る。


 薄暗い場所を長時間走らせることで暗闇に目を慣れさせ、聡一が焦れ始めるタイミングを計り、意識を男1人に向かわせることで空き地にて気配を隠している仲間の存在を悟らせない――敵ながら見事としか言いようがない、完璧な奇襲である。


 死角という死角を突いて繰り出された攻撃を無傷で済ませる術はない。


 常人ならこれだけで終幕となるであろう咽喉を狙った一矢――それを聡一は神掛かった反応速度で身を捻り、辛うじて矢を避ける。

 首元すれすれを矢が通り過ぎ、巻いていたスカーフが裂かれて宙を舞ったが、気にかけている余裕はない。

 懐から素早くスローイングナイフを取り出しつつ、敵の位置を刹那の間に確かめる。

 矢を避けるだけで精一杯だった上半身は既に大きく倒れ込んでおり、体勢の立て直しは不可能と早々に切り捨てた聡一は、地面に背を打ちつけながらも屋根から飛び降りてきた男の1人に投げつけた。


『……っ!』


 男はスローイングナイフで右肩を貫かれ、空中でバランスを崩す。だが、同時に聡一も背中から地面に倒れ込んだ。


 残された3人は依然として聡一の胸に剣を突き立てようと迫っている。聡一にできたのは、先程購入したばかりのエルフの短剣を抜き、構えることだけ。

 再び投擲することは時間的に叶わない。敵の剣を防ごうにも、倒れてしまっている状態では限界がある。

 迫る刃は計三本――最初の一本を短剣で逸らし、二本目を片腕を犠牲にして抑えたところで、最後の一本が胸に突き立つだろう。まだ足が残ってはいるが、これは体勢的にどうしようもない。


 僅か1秒にも満たない一瞬の攻防……もとい、聡一の足掻きが終わり、残されるのは"終わる瞬間"のみとなった。

 走馬灯すら見ることなく、聡一はどこか冷めた気持ちで身構える。

 もし日本刀を持っていたなら……いや、せめて鋼糸で相手を切り裂ける程の腕があれば、また違った結末を導き出せたのだが、もう何もかもが遅い。


(こんなことになるなら、鋼糸の扱い方もっと練習しておくんだったなぁ)


 短剣でも対処できるだろうと甘く考えていた自分自身の傲慢が招いた、自業自得の結果である。


 こんなところで終わってしまう己の旅路を想い、自嘲的に笑った聡一は自分の帰りを待っているだろう仲間達に心の内で詫びた。

 だが、聡一とて意地がある。せめて一太刀。一人ぐらいは道連れにさせてもらおうと、地面に伏したまま短剣を翳す。


 ――その刹那、ふわっと柔らかい風が身体を撫で、鈍い銀光が視界を一閃した。


 少し遅れて空気を斬る音が小さく木霊した。襲撃者達から血が噴出し、悲鳴をあげる間もなく地面に倒れ伏す。


 一振りで3人。たったの一撃で3つの命が消えた。


 突然目の前に現れた女性の尋常ではない力量に、聡一は思わず絶句する。

 諦めきっていたとはいえ、彼女が男達を斬り伏せるその瞬間まで気配を掴めなかったという現実を把握することに、数瞬の時間を必要とした。


『バカな!?』

『何故、貴様がここにいる……ッ』


 初撃の矢を放った男が焦ったように言葉を漏らし、囮役だった男が警戒を露わに口を開いた。


「……これから死ぬ相手に教えても……時間の無駄」


 聡一を庇うように現れた(ラベンダー)色の髪を靡かせた女性は、血が付着した剣を払いながら残された男達に視線を向ける。

 一片たりとも考えを読ませないその無表情に、男達は慄く。


『貴様は……貴様は……!!』


 悲鳴染みた叫びが、小さな空間を震わせた。


《真面目な後書き》


活動報告で執筆できる気分ではないとほざいておきながら、身内の無事が確認されると同時にやる気が戻る自分の性根の醜さに辟易します。


ただ、私の駄作で、少しでも今を不安に過ごしている人達の気晴らしになってくれればと思い、書き上げました。


一日でも、一時間でも、一秒でも早く、この後書きを削除できるその時をただただ願っています。

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