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第十五話

彼女が私に近づいてくる。


まずいね……近づかれる前に倒さないとスナイパーである私は圧倒的に不利となる。


でも銃弾の効かないような奴をどうやって……


法国の奇跡の力、恐るべし。


でも、彼女の圧倒的な治癒能力も無限では無い……かもしれない。というか無限でない事を信じて……


私はライフルを撃ち続けるしかない。


もう一発。


胴体に命中。


特に効果は無い。


更にもう一発。


彼女の頭を銃弾が貫く。


それでもやはり、効果は無い。


彼女がかなり近づいて来た。


きっと次が最後だろう。


私は急いで次弾を装填する。


薬莢が排出され、太陽の光を反射し、光り輝きながら地面に落ちる。


最後の射撃。


心臓に命中。


それでも彼女は止まらなかった。


私は最後の足掻きでこの共和国製ライフルに付いている銃剣を突き刺す。


「捕まえたよ……さっきからライフルを撃ってた人」

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