chapter 2 − recollection − 大学2年 6月20日
――― 6月20日
僕は君を愛することに必死だ
それが偽りだっていい
僕は君を愛さなきゃならない
そうするしかないんだ
自分の家にも戻れるようになった亜美は、それでも週の半分以上はうちに泊まっていく。
彼女は僕を求めてる
愛を求めてる
僕はそれを必死で受け止めようと努力する
日に日に本当の笑顔がなくなっていく。日に日に繕った偽りの自分が増えていく。たまに見せる彼女の笑顔を見つめ返せなくなってきてる。彼女の微笑みを見るのが辛い。彼女も僕の不自然さに気が付き始めたみたいだ。
いったいどうすればいいんだ
今までなら龍ちゃんに相談すればよかった。龍ちゃんが支えてくれた。でもそれもできない。
つらい
つらいよ
愛に救われることもあれば苦しめられることもあることに気付いたよ。
彼女を愛そうとすればするほど苦しみは募る。
裏腹にこの想いは・・・
それでも僕は彼女とともに生きていこうと思う。
この想いは心にとどめておくのが一番だと思うから・・・




