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可憐

作者: 閑日月 大河

君はとても綺麗でそこにいると誰もが見てしまう

でも人によっては足りないところまで無理やり繕っているという

バランスを保つため、見栄えを良くするため


でも僕は繕っているなんて思わない

君の欠けた部分にも意味がある

不十分だからこそ他人の入る余地がある


時には君によく似ている、だけど確かに違う、

そんな相手といるのを見かける

そんな時僕は君の魅力を再認識させられる


ただ、どうしても欠けているように見える時もある

そんな時は僕が自ら君の足りないところを補ってあげる



君は妙に着飾ったりしない

かと言って、つまらないほど単調なわけでは決してない

いつも通りかと思ったら毎回少しだけ遊びを挟んでくる

その小さな変化に僕は簡単に心を躍らされてしまう

たまに一切遊びが無い時だってある

そんな時僕は愚かにも残念に思ってしまう

でもふと冷静になると普段は見えてこない魅力を見つけられたりする


君の考えは僕には読めない

だからこそ僕をからかっているのではないかと変な期待をしてしまう

でも君が人によって態度を変えているところなんて見たことがない

その姿を見るたびに少し寂しくなるのと同時に、少し安心する


君はみんなのものだけど誰のものでもない

誰に対しても平等で居続ける

そんな存在に気付いたのは君が初めてだ


僕はもう君なしでは生きていけない

最期の時まで共にいられることを願って


2019/9/29

ダー

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