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精霊樹のお気に召すまま。  作者: 三月べに@『執筆配信』Vtuberべに猫


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18/18

18 水浴び。



ちょっと付け足し。







 音無しの滝から少し距離を取って、野宿をした。

 レオンと鬼一行が競って狩ってきた魔獣を丸焼きにして、焚き火を囲い夕食にする。塩のみで味付けをしたから、少々物足りなさを感じたが我慢だ。ただ食べ飽きたパンよりまし。


「そう、わしはクチナを嫁にしようと挑み、負けたのだ! わっはっはっ!」

「本当にクチナさんはお強いんですね」


 ヴェンさんが持参してきたお酒をもらい、アカマルはすっかり酔ったのか、出会った経緯をベラベラと話した。

 彼が精霊樹関連のことを知らなくてよかったと、ホッとする。

 同じく野宿をするヴェンさんの一行を遠避けるわけにもいかなく、一緒に焚き火を囲っているこの状況。リクニスはすごく気に食わないと、肉を頬張りながら睨んでいた。


「そもそもなんで私が一番強いと思ったの? アカマル」

「ん? なーにを言っているんだ! 一目瞭然ではないか! なぁ、ヴェンよ!」

「そうですね、一見か弱そうな女性に見えますが、強い魔力を感じますね」


 一見か弱そうな女性と言われて、ちょっと照れる。

 白銀と称するほどがぴったりな髪や瞳と白い肌だもの。そう見えても、仕方ない。

 魔力か。強いとはどんな感じかな。

 初対面の時のダンのような感じだったりして。やだ。


「わしは目に惹き付けられた。その丸い瞳に見つめられるとたまらん……」


 お酒をぐいっと飲み、アカマルはヴェンさんに告げる。

 視線は熱く、注ぐように私を見てきた。

 横から視線を感じたので見てみれば、ルーシウスと視線がかち合う。

 さっと背けるルーシウス。お前もか。アカマルに同感なの?

 ルーシウスも言ってたもんね、私に見られることは嫌じゃないって。

 こっち向きなさいよ。ほら。顔赤いぞ。


「そうですね、お美しい瞳をなさっていますね」


 ヴェンさんは、同意をした。酔っ払いの相手をしているだけかもしれないけれど、イケおじ様にそう言われると照れてしまう。


「よし!! クチナ、やはり結婚しよう!!」

「断る」


 お酒の勢いでまたもや求婚してきたアカマルに、きっぱり断りを入れて、ご馳走さまと手を合わせた。


「アカマル。世の中には、強い女性はいる。見付けてきなさい。ほら、嫁探しの旅にもう一度行って」

「何を言っているんだ!? わし達を従者と認めたのではないのか!?」

「え? なんの話? 知らないんだけど」

「さっき命じていたではないか!!」


 私はとぼけて、クロムから差し出された水を飲む。


「ずるいぞ! ルーシウスばかり!」

「……」


 ルーシウスをもう一度見てみれば、しれっとした横顔があった。

 尻尾が出てたら、きっとフリフリしているだろう。ドヤ顔だ。


「その話なのですが……クチナ様」

「ん?」


 少し老いた感じの顔の鬼、名前は確かシンが口を開きながら、私の前まで来た。


「シンとセイとキエンは、鬼の集落に戻ります。どうかお許しください」

「え、いや、別にいいけれど……」

「ありがとうございます」


 私の許可なんて必要ないだろう。


「何故だ!?」


 ショックを受けた様子のアカマルが、理由を問う。


「アカマル様の嫁探しは終わったので、我々は集落に戻ります。元々その予定でした。アカマル様はもう嫁候補を見付けなさったので」


 にこやかに、シンは告げた。

 シン達は、アカマルの嫁探しに手伝うためだけに来たのね。

 しかし、勝手に嫁候補にされては困る。


「なんだ……これからクチナ旋風を巻き起こすというのに、頭数が減るとつまらん」

「何、クチナ旋風って」

「あの……名前はなんだったか、例のヴァンパイア王の」

「うわぁああっ! 黙りなさいっ、アカマル!」


 そうだ。ナリリちゃんの予言のことを聞いていた。

 それは言われたくないので、声を上げて遮る。


「ヴァンパイア王?」


 ヴェンさんは、目を瞬く。

 この世界は詳しくないが、ヴァンパイアの王なんて、ダンくらいではないか。ダンみたいに王国を築こうとしていると思い込んでいるアカマルの口を塞がなくては!

 それをしてくれたのは、意外にも鬼だった。


「アカマル、そろそろ酒を飲むことをやめたらどうだ? 明日、置いていかれても、俺は知らんぞ」

「むっ! そうだな! もう寝るか!」


 コクだ。すんなり頷いたアカマルはフラフラと用意された寝床に行き、倒れるように横たわった。酔いも回っているから、ぐーぐーっと寝息を立てて寝てしまう。

 毛布をかけてやるコクは、私に目配せをして頷いて見せた。

 なんて気の利く男なんだ! 私の中で、コクの評価が上がった!


「って……シン達は集落に帰るってことは……アカマル達は付いてくる気満々の?」

「……クチナ様」

「はい?」


 今度はコクが私の前に来て、傅いた。それにならうように、モモとスイが来る。

 コクは、黒髪で短い髪。目尻に黒いラインがある。

 モモは、美少年フェイスの桃色のふわふわ髪。目尻には桃色のライン。

 スイは、水色の短い髪。やはり目尻に水色のラインがある。


「我々は、もう配下に加わっているつもりです」

「え?」

「だからどこまでも付き従う所存です」


 キリッとした目付きで、コクは告げた。


「あのね、私はエルフの里の客人なの。付いてこられても困るんだ」


 はっきり言おう。私に付いてきてもいいことなんてない。

 これからも、エルフの里に居候生活となる。

 そんな私に付いてきても、利点は思い浮かばない。


「仕方ありません。俺はあなたが、ルーシウスを従者にすると言ったお姿を見てーーーーあなたというあるじに惚れました」

「同じく」

「同じくです」


 コクとスイとモモは、決意が固いような眼差しをしていた。

 惚れたとはまた、直球だ。

 改めて面前で、ルーシウスを正式に従者にしたことを照れてしまう。


「クチナ様はそういう星のもとに生まれたお人なのでしょう」

「クロム……そんな諦めろと言いたげに……セレナさん達もそんな目はやめて」


 いつも通り淡々としたクロムに肩を竦め、私は占い師ナリリちゃんの絶対予言について考えているであろうセレナさん達の視線も、掌を向けて制止させる。

 言わないで……。

 占い師ナリリちゃんは、確かに一国を築いたダンと同等の存在になると断言した。

 とてつもない強者のヴァンパイアで、カリスマ性がある。

 そんなダンと同等になるとは、本当にそうなってしまいそうだ。


「……とりあえず、考えさせて。もう休んでいいよ」

「「「はっ」」」


 三人は頷き、自分の寝床に戻っていった。

 考えることは、山積みだ。

 精霊樹の化身は、救った。

 これから、この世界で生きるが、どう生きていこう。

 従者がいる。このままエルフの里に、滞在し続けるのか。

 未来が見えるナリリちゃんに助言をもらいたいところだけれど、精霊樹の加護を受けている身であるから、未来はおっ先真っ白状態。

 私の未来予想図も、おっ先真っ白状態である。

 どうしたものかな。


「おやすみ、クロム、ルーシウス、レオン」

「おやすみ、クチナ」

「おやすみなさい」


 二人と一匹におやすみを伝えて、レオンに凭れて眠る。

 その日は野宿だというのに、夢さえ見ずに熟睡してしまったらしい。

 クロムに静かに起こされて、私は気持ちよく背伸びをした。

 濡らしたタオルで顔を拭っていれば、香ばしい香りが鼻に届く。卵が焼ける匂いだ。

 朝食の定番、目玉焼きが私の元まで運ばれた。


「どうぞ、召し上がってください」

「ああ、ありがとう……って、どこで卵を手に入れたの?」


 傅くのは、スイだ。

 クロムが、要チェックをしている。


「森で見付けてきました」

「あ、そう……ありがとう」

「はっ、ありがたきお言葉」


 そうかしこまらなくてもいいのに。

 クロムのチェックも済んだところで、塩をかけて食べる。

 パサパサになったパンと一緒に平らげた。

 もぐもぐと咀嚼しながら周りを見回していれば、右方面のヴェンさん率いる冒険者と左方面の鬼一行も朝食を済ませて、出発の準備をしている。

 早く帰って湯浴びをしたいが、帰りも三日かかる。まだまだ我慢だ。


「クチナさん。方角が一緒ですよね、途中まで同行させてください」

「はい、そうですね。ヴェンさん」


 ヴェンさんにそう声をかけられて、私はにこやかに答えるしかなかった。


「おいっ! 何勝手に決めてやがる!?」


 リクニスが声を潜めて問い詰めてくるが、私はヴェンさんに向けた笑みを崩さない。


「これ以上何かを勘付かれたくなければ、大人しくしておいて。隠し事していると思われないで」


 詮索されたくなければ、黙っていろ。そうリクニスに答えた。

「喧嘩始めるのもなし!」と釘を刺しておく。


「では出発しましょう」

「そうですね」


 セレナさんが見計らって言うので、頷いて立ち上がった。

 またもや大所帯になったな。

 しみじみ思いながら、帰りは崖を降りていく。

 レオンは先に飛んで降りていった。本当は彼に乗って降りたいところだけれど、自分一人だけ楽をするわけにはいかない。

 一先ず平地に到着し、森の中を進む。鬼の一行が先導し、コクがまた偵察に行った。冒険者一行は、後ろをぞろぞろとついてくる。

 暖かい陽射しで汗をかいてきた私は「ああー水浴びしたいー」と本音を零した。


「では探して来ましょうか?」


 モモが言うが、どこにいるか、すぐに見付からない。

 彼は鬼の一行の中で、一番小柄なのだ。

 あ、シューの前にいた。


「ここら一帯には、水浴びに最適な池があります」


 集落の近くにあると言っていたし、庭みたいに知っているのだろう。


「本当に? ちょっと水浴びしていこう?」

「そうですね……クチナ様がそう言うなら」

「やった!」


 セレナさんの許可ももらったので、モモ達に少し探してもらい、岩陰の綺麗な池まで案内してもらった。リクニスだけは気に入らなそうな顔で唸っていたけれど、多数決で決まっている。


「我々は偵察を兼ねて、見張りをしておきます」

「ごゆっくり、どうぞ」


 合流したコクとモモが言う。


「何、覗こうとする不埒な輩は、叩き斬ってやる」


 ニヤリと笑うアカマルはそう言い、チラリと冒険者一行に目をやった。


「はは、命知らずの不埒な輩は、私の仲間にはいませんよ」


 ヴェンさんが答えると、他の冒険者は身を縮めている。

 覗きは男のロマンだとかいうバカは、この中にはいないようだ。


「というか、先に帰ってもいいですよ? ヴェンさん」

「いえ、女性陣が水浴び中は無防備ですからね。見回りは多い方がいいでしょう。ではごゆっくり」


 ヴェンさんは胸に手を当てて一礼をする。

 別にいいのに、ヴェンさん達は森の奥に進んだ。


「じゃあ……何かあれば、知らせてくれ」

「うん、見張り任せたよ、ルーシウス」

「了解した」


 ルーシウスもアカマルが率いる鬼の一行についていった。

 リクニスはブルールを連れて、すでにいなくなっている。

 残る男は、レオンのみ。とはいえ、他種族の裸なんて興味ないだろう。

 とりあえず池付近に立ってもらい、見張りを任せた。

 私とクロム、セレナさん、ミーシャ、リリカ、エルマは服を脱いで、池に入る。ひんやりとしているが、気温が暖かいからちょうどいい。冷たさにも慣れて、クロムにタオルで背中を拭ってもらいながら、自分でも拭っていく。


「気持ちいいねー、さっぱりするしねー」

「そうですね」


 セレナさんが賛同してくれる。

 同じく水浴びを喜んでいるリリカ達を見て、私は満足した。

 この中で筋肉もりもりなのは、やっぱりミーシャだ。さらりと確認した。

 お胸様が一番大きいのは、エルマだ。セレナさん、私、ミーシャ、リリカ、クロムの順番だろう。何がって、お胸様のサイズだけれど。


「ローズオイルを持ってくればよかったですね……」


 絞ったタオルで水滴を拭いつつ、クロムはそう零した。

 いつもなら、ローズオイルで身体のケアをしていたが、流石に持ってきていない。


「しょうがないよ、旅に不要だと判断したのだから」

「……薔薇がその辺にあれば、数滴でもお肌の手入れが出来るですが」

「クロムは私のお肌の手入れをしなくては、気が済まないのかな?」

「最善を尽くすのは、当然です。クチナ様の美貌のため」


 び、美貌ってほどのものではないのに。

 私は黒いズボンを穿いて、ブラウスのボタンをしめた。

 その間、クロムがロングブーツを履かせてくれる。

 すると、森の上空で、火柱を見た。

 遠くだが、間違いなく炎系魔法の火柱だ。

 頭にアカマルが浮かぶ。


「……なんだ? 嫌な予感がする」

「魔獣と出くわしたのではないのですか?」

「いや、ただの魔獣に魔法を行使するかな?」


 魔獣とは、動物よりも大きな獣のことだ。

 獣に魔法を使うほど、手こずっているのだろうか。


「今の、全力の魔法みたいだった。……見てくる、レオン!」

「お待ちください! クチナ様!」


 まだ着替え途中のセレナさん達を置いて、私は剣を手にしてレオンに跨った。レオンが翼を広げて、飛び上がって羽ばたく。

 真っ直ぐ火柱が立った方へと飛んでくれる。

 降り立つと、そこにはルーシウス達が倒れていた。

 立っていたのは、ただ一人。

 ダンのような威圧を感じる、筋骨隆々な身体付きの大男だった。

 ルーシウスを含めた鬼の一行がやられている。

 この男一人に倒されたのは、一目瞭然だ。


「レオン! 運べるだけリリカの元に運べ!」


 しぶるレオンを押し退けて、そう指示をした。

 息はある。出血は多くない。戦闘不能にされただけだ。

 リリカに、治癒魔法で癒してもらえばいい。

 頭の隅でそう考えて、「行け!」と急がせた。

 レオンはそばに倒れていたモモを背に乗せると、スイをくわえて飛んだ。


「なんだ……? 女」


 黒い短い髪。黒い瞳。歩いて近付けば、やはり大男。


「私の従者に……何してんだ!?」


 カッとなって、そう問い詰めた。


「従者? お前が、この鬼と獣人の主人か。何、遊んでもらっただけだ」

「ほう……? 遊んでもらった。つまり、お前から喧嘩を売ってきたのか?」

「そうだ。従者に喧嘩を売ったんだ、当然その主人は……?」

「買ってやるよ!!」


 大男は、にやりと笑う。犬歯が見えた。

 ダンに似た威圧感、もしかしたら、コイツ……!

 私は顔をしかめたが、剣を抜いて鞘を放った。


「遊んでやるよっ!!」


 地面を全力で蹴って、大男の懐まで距離を縮めて、剣を振り上げる。


 ガキン!


 大男は、片腕で受け止めた。皮膚が硬い。切れない。

 すぐに機転を利かせて、私は左頬に横から蹴りを決めた。

 しかし、やはり硬い。

 私は、一先ず飛び退いて距離を取った。


「ん? 人間の力ではないな……」

「そっちこそ」


 人間並外れているのはお互い様だ。


「!」


 ブーツが掴まれた。横に倒れているルーシウスの手だ。


「奴は、ヴァンパイアだ……! 逃げろっ!」

「やっぱりか」


 予想は的中した。大男の種族はヴァンパイア。ダンと同じ。

 ヴァンパイアは魔物の中で最上級の種族だと、教えてもらったことがある。だからこそ、逃げるようにルーシウスは言う。


「動けるか? 自分でリリカのところまで行けるか?」

「クチナっ!」

「私はお前の主だ。逃げない」

「っ!」


 話している間に、目の前に大男が来た。


「ごめん!」


 ルーシウスの身体を左に投げ飛ばして、私も避ける。

 拳を叩き付けられた地面は、大きく割れた。

 今のを喰らったら、戦闘不能にもなる。

 私は周囲を駆けながら、倒れているコクの懐から短刀を抜き取り、大男に向かっていく。

 剣を叩き落せば、腕で防がれる。それを読んでいた。

 もう片方の手に持った短刀を、眼球目掛けて振り上げる。

 命中した。ちょっと意外だ。避けられると思ったからだ。

 何故か。それはヴァンパイアの素早さは、獣人を超えると聞いていた。

 右目に食い込んだ短刀。大男は笑っていた。


「それじゃ死なないっ!」


 ルーシウスの声を聞いて、退がる。

 眼球に短刀をぶっ刺しても、死なない。

 大男は引っこ抜いた。そしてその目はじわじわと回復して治っていく。

 ヴァンパイアの自己再生だ。


「ヴァンパイアを戦闘不能にするって無茶な話かな」


 そう独り言をボソッともらす。

 全力で殺しにいかないといけないか。


「戦闘不能だと? そりゃ無理な話だな!」


 ゲラゲラと大男は、笑い声を上げる。


「例え腕を両断されようとも、再生をする! だが、今のは痛かったな!」

「わざと喰らったくせに」

「ははっ! オレはお前を喰おうと思ってな! それならお互い様だろう?」

「へーえ? 私を喰らうか……」


 おかしそうにお腹を押さえて、大男はまた笑う。

 言い当てたことがよっぽど面白かったようだ。

 私を喰うとは、とんでもない宣言をされた。

 噛み付いて、体内の血を全て吸い尽くすつもりなのだろうか。


「じゃあ……お前は私を殺す気なんだな?」

「お前の連れ全員を喰ってやってもいいんだぞ」

「……言ったな?」


 私の逆鱗に触れた。

 仲間全員を皆殺しにするつもりなら、私は全力でこの大男に勝たなくてはいけない。

 皆を守るために、私はこの大男を殺さなくてはいけない。

 弱肉強食の世界だ。やるしかない。




 

20190630

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