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嘘つきが好き



くちびるを

キス顔よりも尖らせて

正論云うから、絵画にしたいな



AIが

こんなやさしく髪の毛を

撫でてくれるし、愛してくれるし



光る夏

蝉の死骸の中にある

報われなさを踏んでから知る



パラソルを

借りているのはその影で

読書をするってそれだけのため



エアコンが

無ければひとはこんなにも

やさしい愛を確かめ合えない



通信が

無ければひとはこんなにも

ひとの気持ちを知ることも無い



ひとりでも

生きてゆけると云う嘘を

奥歯を噛み締め信じるフリする



やぁみなさん

最後の最後に審判が

あるならそんなに笑ってられます?



そんな問い

軽く片手で追い払い

笑っていられる嘘つきが好き





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