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夜を行く
(短歌七首)
急ぎつつ
ただ透明なアリの群れ
探しているまに日暮れる寂しさ
虚ろという
遊びにできない悲しみが
甘いと感じる夜ココア飲む
憎しみを
風呂場の鏡のまえに置き
そのうち明るい笑顔になります
透きとおる
羽を広げて夜を翔ぶ
シンギュラリティみたいなトビウオ
寂しさが
どこまでいっても消えなくて
悪いひとでも好きになりそう
星のせい
眠れないかもそういえば
今夜は星がけっこう饒舌
赤い灯が
点滅している上空に
飛行機みおろすみたいに極星
(短歌七首)
急ぎつつ
ただ透明なアリの群れ
探しているまに日暮れる寂しさ
虚ろという
遊びにできない悲しみが
甘いと感じる夜ココア飲む
憎しみを
風呂場の鏡のまえに置き
そのうち明るい笑顔になります
透きとおる
羽を広げて夜を翔ぶ
シンギュラリティみたいなトビウオ
寂しさが
どこまでいっても消えなくて
悪いひとでも好きになりそう
星のせい
眠れないかもそういえば
今夜は星がけっこう饒舌
赤い灯が
点滅している上空に
飛行機みおろすみたいに極星
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