表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
439/501

ちょっと陽気な逃避行



落ちている

冷たい月が刺さる秋

魔法使いの棲む屋根は赤



教えてと

君に頼ってばかりだね

なんだか優しいをしてるから



そっと手を

取って白くて長い人

さし指をくるみたい夜



その星座

君の魔法でふたりだけ

笑えるみたいに星を動かす



砕かれた

氷のカケラが頬を打つ

ような氷雪帝国の歌



夜明けまで

電車に揺られふたりきり

だった車輌で「初めてのチュー」



暗がりの

ホームに差し込む陽光に

ふたりの影が長く伸びてた



木の葉舞う

未来が虚空に舞っている

氷のカケラがほお撃つ黎明



手を取って

ちょっと陽気な逃避行

僕らの世界を真白く照らして



きっと僕

が絶対明けてやる

魔法使いの孤りのさみしさ












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ