表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
433/501

神さまはやっぱどこにもいないんだ



(短歌十一首)


夜がいま小さな嘘を暴くとき肌につたわるあたたかい水



幸せを勝手に崩した指先がふたりの距離を手繰りたがってる



まっしろな日には逢えない君の名を呼んでふてて二度寝する僕



震えてる心の隙間にあたたかい言葉をかけてくれたねずっと



もし君が冷たい人ならこの僕は膝をかかえて泣いてる子供だ



悲しみがない時なんてなかったしいまから孤独な日々もつづくよ



その夢の嬉しい出逢いが大切で今までどおりに生きられないかも



神さまはやっぱどこにもいないんだ不幸せとは言わないけれど



星をみる夏の終わりに虫も鳴く今夜はやさしい夢をみさせて



月が満ちふたりが一緒に手をつなぐ雫もこぼれる夜が欲しいね



星たちを吊り下げている糸はあるまっすぐな目でさがす晩夏に










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ