表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
424/501

生き生きて




北の星

するどい光を解き放ち

世界の闇を払っておくれ




背中には

かつて想った恋人の

夢に似ている悲しみの色



愚かだと

自覚したあとでもきっと

やさしい君に甘えてしまうね




歌声が

星降る夜に彼方から

聴こえて胸に沁み入る半月




半月で

真円にはただ憧れて

だからふたりで円になりたい




誓いとか

どうでもいいという星が

流れる夜空に祈る忘却




だれもこれ

ほどの奇跡に満たされる

はるかの歌を聴くまでもなく




泣かないと

誓っただから泣いてない

涙のフリしたきままな水さ

 



縛れるの

ならばしっかり縛りたい

どこへ向かうか知れない恋の日




爛れあい

炎の傷を刻み合い

死ぬほどの好きなんて苦しい




生き生きて

ホントをちゃんと喋れたら

忘れた夢も戻ってくれるさ










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ