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じぶんを許す傷
勘違いして、この詩集に入れるのを忘れていました。
ので。
今更ですが。
(それだけで、生きてゆけると信じた)
(うそ。信じたのは、『愛』。)
そこにある
二重の虹を盗みたい
それでこのまま生きてゆけそう
夏場はね
リーチイッパツドラ3みたいな
運でできてるマンガンが好きッ!
目覚めたら
君の瞳が目の前で
じっとみつめていて欲しいけど
あふれ出る
真っ赤な愛が大河なら
こころに架かる橋はあるはず
クリスタル
風の冷たさ肌を刺す
じぶんを許す傷が透けたら
慟哭と
いう泣き方をしてみたく
波瀾や万丈さがしてみたけど
(ホントのホントの声が聴きたい)
刺す雨中
その三叉路であゆむべき
悪路をえらび裸足も厭わず
別れない
いっしょに死にましょうなんて
言葉の響きに泣きたくなるんだ
(うそ。笑えないよね?)
ひとりでも
いいさと嘘を抱きしめて
ザクザク突き刺すこころの血の色
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




