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月かける
これで、ものをかたる夢、ない川柳三部作、終了です。
いわば、「まるでペンネームみたいなタイトル三部作」です。
それでは最後の今夜は、どこもかけていない、かけてる描写が皆無なのに「月かける」さんのご登場です。
どうぞ、あたたかい目でご覧ください。
それ、でわ。
お読みください。
「月かける」
星くずは落ちるんじゃなく流れ去る
満月の白さをむねに持つ夜鷹
心臓が静かな雨を聴いている
夜霧への御礼を言って別れよう
まぁじつは恋愛なんて不知火よ
─────────────────────
最後の。
不知火、と、知らない、をかけてみました。
じぶんでゆうな、って思ってますけど、言わなきゃわからない微妙な掛け方なので。
なら、そんなの書くな、とも思うけど。
まぁ、書いてしまったものは仕方がない。
まぁ、全肯定だけが取り柄のやつですので。
お、二百文字超えた。
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




