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山の花を頭に挿して息を火にする
自由律?
むろん山頭火さんの句に惹かれて。
マネ?
のーよ。オマージュ!
あの草求めて風の中あるく。
撫でたひたいが暖かく、猫か
まちがかわいそうに変わった、自転車で走る。
老いさらばえて目が覚めた、からだの痛み
夜のたけのこの横に小さな白い花が咲いている
美味しいお水を飲む、上半身裸で
なににもなれずに貧乏で老いた顔の皺
親が亡く邪魔になる血縁捨てようか
まっ正直に言って、淋しい。
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自由律の俳句って、連ねてしまうとまるで自由詩みたい。
だけど、本文で書いているようにこの句たちは自由律の俳句のつもりで作ったという経緯があるので俳句なのです。
だから短歌詩集のここに入れさせてもらいます。




