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白浜不倫(光る愛がほしかったり、ほしくなかったり)
これは俳句なので、ここでいいのか悩みましたが、まぁ、同じ七五調だということで、これに。
不倫の旅にこころ踊るも、
道ゆくもの(道外しながらも)、
視える風景(煌めく陽光眩しくて)、
形骸化した恋愛模様(笑っちゃうわ)。
それら全てのものを
白浜(和歌山県の海水浴場)に
置き去りにしてきたら
こころ散々に乱れ
こころボソボソと語る言葉あり。
七首
女郎花月光を浴びぬるく病む
桜舞うベンチから見る一ツ星
春の陽が当たる光の千畳敷
春の風かなしい瞳を慰めて
つくしんぼ恋を知らずに冬を越す
三つ星を見上げ微笑むふたり旅
罪びとの罪を問わない月下香
なーんてね。
不倫の旅の夢の中。
お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




