259/501
花の乱の愛
キライって
言われた記憶は灰色で
無かったことにし、太陽を浴びる
世界よりやさしい頽廃はないままに
刻む愛なら
純だと言い張る
膨らんだ胸の魔法の恨み節
バカって決めたろ?
おまえのその目で
道なき道
ゆくももどるも地獄とか
カッコォつけてさ、ちゃんとやってね
美しい
君に会いに行くってさ
まぁ、いいんじゃない? 「素直な感想。」
嘘ばかりついてた世代のなかの人
それでも光って
真を穿つの
ねぇ、あんた
壊れた鎖の音のする
従属だけは絶対しないし
このままで世界の闇夜が割れるなら
カラダのカタチの
愛を抱くから
飛び越せない
花の名前を知らせると
辛い目にあう嘘を認めた
ドキドキが
止まらないならズルいけど
自分を信じて好きだと言い張る
そのキスを
傷ではないと思うのは
それからあなたを愛したからだよ
その愛を
すごい好きだとなんどもいうよ
たぶん死ぬまでつづくと思うよ




