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あの頃が、戻って来さえしたなら。 3
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レベル高ッ
このこの感性スルドすぎ
感電しちゃった 明治の少女に
弱音とか
吐いたら駄目とか ひさびさに
我慢の私もメラメラ燃えそう
少年は
消えない星の夢見てる
昼も夜も 胸 抉られても
大平原
負けない進軍ラッパ吹く
逃げたい本音は消せない幼さ
黄昏の
河川敷から 聴こえる瑠璃色
まがいの歌声 ハミングしてみる
何故もっと
若い自分を試さなかった
嘘より痛い後悔し始め
くやしくて
涙かがやく25時
灯りのおちたバス停に影
荒波が
どよもすほどの海の下
止まった時間の底ゆく怪王
今更と
いわずに行くよ 諦めの
悪い奴にも憧れていた
あの頃が、戻って来さえしたなら。
終わりです。




