246/501
南極ブリザードの如き
あーあ。
短歌どころか、俳句で、やっちゃった。
ダメだな。これは、俳句じゃない。
けど、ちょっと興が乗っちゃって。
たぶん、これ、一回ぎり。
かんべんしてください。
鷹女、胸板を刺し冬を剪り
ピーシーを終わらせ冬陽を昇らせる
春なのに月輪光り降るは銀。
桜酔い、ピーチジュースで酔い醒まし
つくしんぼくわえ煙草の真似をする
春の陽も、公園に吹く風まかせ
蛇若芽、毒をからませ傷を這う
金銀の鐘楼鳴らす春疾風
食い違う奇矯勝手な春薊
三つ星とピーターラビット好きな人
秋暮れる真白の中の生一本
南極のブリザード吹け月下香
お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




