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春、死なん《改》

書き終えて、投稿したあとで、いちいちこの言葉は、こっちの方がいい、ここは、こっちかな?とか、いっぱい最善手が見えてきた気になってしまって、あっちゅうまに、こんな風に《改》まってしまいました。

ちょっと、思うべきことは、いろいろあるのですが、取り敢えず、《改》をお届けいたします。


よしなに、よろしく、お願いします。




はるかぜの

うなじに触れるあたたかさ

世界にだって優しくできそう




片恋の

やってられない春でした

爪を立てたい、ツーッて血の出る




目と口が塞がらないまま

恋してる

あなたあたしの目の毒なんだよ




腰くだけ

どうせ惚れたら負けですからね

バカヤローとか言うだけ言わせて




あすがある。

悲しまないで、罪などない。

ただ春の風、あすを騙した




時きざみ、チリンチリンと自転車で

どいてどいてと

うるさく春立つ



春、死なん

平安の世の詩人の詩

京のたんぽぽ咲く土手でよむ




抱きしめたい、青い鏡の奥にいる

眩しいくらいの

怒った泣き顔



ただ春の陽気な風の音の響き、

もういいから、

町でる私さ。



お読みくださり、誠に有難うございます。

またお会いできる日を楽しみにしています。

でわ。

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