232/501
すがらないから、エライでしょ？
いまよりも
ちゃんと愛してくれていた
あの日の鼓動が知ってた優しさ
この胸が
きみを誘うよあの時の
こころに戻すネックレスでしょ？
あたし待つ、
いずれ夜空にあらわれる
夢の国への入り口扉絵
名ばかりの
立春の月、かくれてる
夜なら夜に騙されている
サヨナラの
冷たい雨が目に沁みる
明日へ連れて行ってよ酒よ
ドシャブリさ。
きみだけだった恋だった
明日へ連れて行ってよ酒よ
血まみれの
恋を終わらせ生きてるよ
明日へ連れて行ってよ酒よ
恋棄てた
嵐の夜にコンビニへ
明日へ連れて行ってよ酒よ
そんな酒
すがる心がみっともなくって
キッパリやめちゃう、ねぇ、エライでしょ？
そのあたし、
気高き想いを胸に秘め
真の勇者の名に恥じないやつ？
そのあたし、
立ってられずにへたり込む
そんな勇者もいるってことだよ
