表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/501

あの頃が、戻って来さえしたなら。 1


巧いって

綺麗な嘘から一番遠くで

僕はうたをうたってきたのに


ひとなみの

望みのなかでも ただひとり

僕だけちがって 帰りたくなる


青鬼の

絶滅危惧した あの少女

偽悪を晒して 強がる眼をする


キツイ眼で

睨みつけたら ゴメンナサイ

でも 私のナニカを踏みつけたからだよ


星空に

放り出された人魚達

ホンキートンクで安酒かわそう


時は過ぎ

読めない白い無地パズル

最後のピースが見つからなくなる


偽悪見せ

噂の姿で死んだから

最後のページになにも書けない


あの時が

戻って来るほど笑えたら

なにがあってもかまわないのに


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ