最果ての人
まぁね。
天敵の『200文字問題』にしたところで、だね。
こんな風に、まえがき、だの、あとがき、だのを書きゃ、いいだけのはなしでね、そんなの、べつの詩集で、それこそ、本文より長いまえがき、書きまくっていた私にしてみりゃ、チリアクタ、ミジンも問題なくおこなえる、お茶の子さいさい、意気揚々、よ?
うそ。
言葉、間違えてるよね?
それに、ね。
イメージがね、ちょっと違うと思われるのも、あまり嬉しくないのではあるのだけど。
ま、これは、必要悪(悪って!)、ってことで。
我慢していただきまして、ですな(ですな、って、どこのオッさんよ?)。
でわ、本文、お読みくださいませ(短いけど)。
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最果ての人
オーロラが
みえない夜空に描かれた
みえる星座を指さす南極
暗い笑み
冷たい廊下で漏れたのは
夜のしじまが震える嗚咽か
橋の上
風に吹かれるくれないが
闇に食われていくのを見下ろす
恋心
流れ着くころ海岸で
貝殻ひろってを恋音を聴く
片恋で
忘れられない目でみてる
見果てぬ夢と名づけたあの人
貴女が、好きです、と。
いえないのはねぇ、
じぶんに自信がないからなんですよ。
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お読みくださり、誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。




