天球儀の極北 2 プラス おまけ
最愛の
出逢いの瞬間 振り返る
ありふれた日々に初めての人
魂が
痛み 苦しみ 病み 震え
見捨てたくても 守る プライド
お別れと
最後の嘘は 大丈夫
涙こらえて 伝えてみるから
弱音のあと
両手両足大きな動作で
前と上みて 歩く 気高く
抜け出す地
実弾こめたリボルバー
しがらむぬかるみ打ち抜き駆け行く
凪の海
ぬるめにしずんた難破船
翔べよ 極北 天球儀の果て
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ごめんなさい。
詩はこれで終わりですが、ひとこと。
タイトルのことですが、
あまりとくべつな意味はなくて、
イメージとしては、
自分が地球上のどこにいるかを
頭の中で俯瞰視することがたまにあって、
それの宇宙バージョン。
で、宇宙に上下左右はないわけだから
本来北が上とか思っちゃいけないんだけど
やっぱり、どうしても思ってしまうんだ。
私が今いるここを起点にしての北、
地球の上下を固定させた上での、上。
頭の中での宇宙には、
やはり上下左右があってしまって
全然自由じゃない、って
ふと、思って、こんなタイトルにしてみたけど
まさか、わかって貰える訳ないとは気づいてはいて
今、
こうして説明してみたけど、
せ、説明がいる詩って?
駄目じゃん!




