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ひどいあつさの夏の運
前日作品〈夏の運〉、大幅加筆訂正。
全く違う作品になってしまったので、あらたにこの詩集(?)に投稿させていただきます。
ご寛如のほど、宜しくお願い致します。
(この夏ほど、運命を感じた夏はなかった)
(うそ。感じたのは、『運』。)
夏の庭
赤眼白蛇がみえる運
奇跡と呼べば呼べるしあわせ
夏場はね
リーチイッパツドラ3みたいな
運でできてるマンガンが好きッ!
目覚めると
君の笑顔が目の前で
キラキラしている朝日のかわりに
諦めない
心をつなぐ真っ暗な
湖底に架かるあるはずない橋
鉄風鈴
凛!と鳴るのは夏の部屋
湿った熱さを消し去る乾きか
慟哭と
いう泣き方をしてみたく
波瀾や万丈さがした星空
(ホントの声が聴きたくて)
道をゆく
かさねる心をつなぐ糸
ふたりの前には濡れそぼる雲
別れない
ひどいあつさの夏の運
言葉のチョイスが間違えてるもん
(うそ。笑えないよね?)
ひとりでも
生きていけると猫がなく
ギザギザ傷つく別れてあげるわ
お読みくださり、誠にありがとうございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。