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哀しいひと(57577Ver.)



雲の国

いける気がしたその嘘を

哀しい眼をして夢だとおもおう


歩きゆく

見渡す限りの大草原

夢でない草、摘んで帰ろう


ほら君が

手にしたリアルの果てに知る

野に咲くか弱い緑の真実


生きてゆく

恐怖と闘う暮らしぶり

拳骨こぶしを握って未来を見据える


片手では

掬いにくいと水にらみ

夢を孤りで叶える言の葉


観てるまに

水がほろんでいくように

夢も光の速さで消えゆく


沈みゆく

太陽が焼く嘘の傷

昇る未来に不安を刻んだ


哀しさの

雲がただよう国はるか

たどり着く子の母恋いに似て


雨音が

永く絶えない国だった、

昇る朝日の期待は高まる


暗闇を

一歩一歩と進む道

いつまで登ればその山越えゆく


どれほどに

目を凝らしたら眼に写る?

たった一条、きっとある道


きっとある、

探し出せると知っている

見つからないとき未来を信じる






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