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グッバイ、少女よ

ほむら立つ

運命だって叛逆(さから)って

銀色女神を 愛しに行くから


街はずれ

かぜ吹く白い教会に

響くはまどからあかるい賛美歌


月がおち

街にぶつかりそうなころ

神聖ミューズとともにくる魔女


なめないで

ナイトメアのさみしさを

名づけるちからも魔法も無くなれ


ぜつぼうの

バスにゆられて眠るんだ?

街の名前もわからないのに


カッコよく

おちつけなんていわないで

それよりわたしは あの娘が大事よ


ふたりきり

キスもしないで 泣いたけど

宇宙で地球を その目でみたよね


「魔女の子めッ」

むねを突き刺す言葉より

あなたがこわいの「冷たくしないで」


あびるほど

優しい気持ちをもらったから

好きになってもいいんだと思った


愛は嘘

憎しみも嘘 すべて嘘

わたしはあなたになりたいんだろう


あの夜に

なにも無かったふりをする

なにかがあったふりでもいい


なんでもない

しあわせちいさな魔法な感じで

部屋にたゆたう あったかな冬


魔法のよう

綺麗なものだけみて暮らす

夢の時間はもう終わるけど


空を割り

おもちゃのかわいい楽団登場

時間を止めた 街へおりくる


かこかつて

むかしは女神が大事でも

いまはそれより あなただけ好き


泣かないで

グッバイマイラブ君は嘘

グッバイ魔法 グッバイ少女よ


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