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ほんとうのきもちにきづくのが遅すぎて《57577Ver.》
窓からはなにもみえない電車揺れ
過去の夢とか 過去の抗い
黄昏のオレンジ色の空気の中で
あなたが瞼を閉じている。
泣いてないただ眩しくてその顔を
見えずに過ぎゆく街並み暮れゆく。
あたし馬鹿 いまだにあなたがサイコーと
信じているんだ 愛はないのに
見て話すあなたの言葉は冷たいし、
よくわからない、なにを求める?
昔からあそんだときにははっちゃけて
素敵な言葉を連発してたか?
それはあの、昔の好きって感情を
再度掘り起こしてるのだろうか?
それとも新しい好きってほうの
言葉は風に死んじゃうだろうか?
ああそうか あたしはあなたの女になりたい。
中学時代からずっといっしょで。
ちょっとだけ、気付くことが遅くなり、
あたしはあたしでお気楽さんの目。
よるの闇 ふかい谷底から願う
幸せな夜明けがきてくれることを。