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守るために、戦う《57577バージョン》
追いかけて、
バラの花びら。『泣いてなど
ない』って振り切れ あなたの弱さを。
心ない、
あいつに 踏み躙られている
僕があなたに 捧げた純情。
捨てられた。
あなたに捧げた花束を、
あいつの悪意で 宙に舞うバラ。
けがされた、
あなたのバラの花束を。
投げ捨てられて、風に舞わされ。
眼で追って、
バラの花びら 散らばる図。
あなたが崩れて 泣いている図を。
ただ1枚、
掬い取りたい、バラの花びら
あなたの涙を、掬い取りたい。
泣けばいい?
それで憐れか?自分の惨めさ。
立ち、花びらを、追いかけないとね。
ただ強く、
あなたを守ろう、誓え僕。
カラダも、ココロも、どうなってもいい。
僕自身、
傷ついたって、傷つけたって、
ただただ、あなたを、あなたを守ろう。
ただ、守ろう。
卑怯で悪い、僕になっても、
ただただ、あなたをあなたを守ろう。
あなただけ、
ただ、守るため、ただ、守るため、
守り抜くため、絶対に、戦う。