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月に祈りを 捧げない《改》


《月が隠れてしまったら》

重大な

祈りも今夜は 捨てなくちゃ

月に祈りを 捧げられない


《さくら、ちるちる》

犬の追う

甘い香りの風に舞う

花びらきらきら小川に落ちゆく


《粘る汗》

秋の窓

西の空から冷たげな

火球がふたりを壊しにかかる


《生きてこそ》

からみつく

秋のため息ふり払う

生きていることで目に星浮かべる



《処理速度》

のろまだと

いわれたころも過ぎました

寂しい気持ちを素早くすてよう


《告白?》

「好き」という

声を小さな胸に抱き

あしたあなたのとなりに座ろう


《肥えた羊になりたくない》

できるだけ

痩せ狼になりたいな

喰ってもスジしかないっていえるし


《寒い暗闇》

テンションが

下がって 止めようない夜に

謝るんなら やさしく撫でてよ


《PNと引っ掛けて?》

秋だから

窓辺で『わたしの夜景』観て

月に祈りを捧げず「おやすみ」




見上げてご覧

みえない月を

みえないけれども

ある月を


照れてて隠れているからさ








16部で、元の詩が入ってますけど、加筆訂正ありのため。

この詩、『世界で一番綺麗な月を見ることになるでしょう』終了にともなうお引っ越しになります。


最後までお読みくださりありがとうございます。

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