第134話 医術室の熱気と変わらぬ水瓶亭
医術室で過ごしたのは、それほど長い時間ではないはずなのだが――俺が魔力の調整を終えて万全となり、もうすぐアルヴィナスに着く段には、部屋の中が予想もしない状況になっていた。
「うーん……リムセリットさん、それはやりすぎ……」
「……あなたがされるがままだから……すぅ……すぅ……」
「お父さんが元気になってよかった……くー……」
アイリーンとミラルカ、スフィアが三人でベッドに寝ている。そして最後に治療をしてくれた師匠が、俺の横でもう一つのベッドに寝ているわけだが――服がはだけられ、しっとりと汗をかいて、大変に誤解を受けそうな状態になっている。
「し、師匠……いや、必要なことだったというのは分かるが……」
「……最後の魔力の調整は、ディー君のお師匠様の私じゃないとだめで……えっと、みんなが頑張りすぎちゃって、魔力が溢れそうになってたから……抑え込もうとしたら、私の方が『あてられちゃった』の……」
この場合の『あてられた』というのは、俺の魔力を師匠の中に循環させてバランスを取ろうとしたところ、想定した以上の魔力が師匠の身体に流れ込んでしまったことを指す。
そうなるとどうなるか――過剰な魔力が身体に入ると『魔力酔い』という状態を起こし、酒に酔っているような状態になったり、眠くなったり、風邪のような症状が出たりする。
「……もうちょっとだけ休ませて、ディー君。あと、できたらお水持ってきて……」
「水ってどこで汲めるんだ……居住区なら、食堂みたいなところもあるのか?」
とりあえず一度部屋を出ようとすると――がし、と腰の辺りに抱きつかれる。
「ディックさん、みなさんがお休みのあいだに、今日こそ鎮魂を……もう、気持ちが抑えきれないんです……」
「っ……ユ、ユマ、落ち着いてくれ。それは一時の気の迷いというか、師匠みたいに『魔力酔い』を起こしてるだけだ。そうだ、水を飲めば治るからな」
「……酔ってなんていませんよ? 私の年齢では、お酒を飲むことはできません。それに神はお水をお酒に変える力を持っているので、お酒は全てお水なのです。お水で酔っ払う司祭はアルベイン神教会には……いません……すぅ……」
ユマは俺に縋りついたままで寝息を立て始める。何とか彼女をベッドに移動させる――医術室には三つのベッドがあるが、それがこれほど助かるとは思わなかった。
できるだけ早く脱出しなくては、俺までこの空気にあてられてしまう。しかしさらなる強敵が俺の前に立ちふさがる――コーディとヴェルレーヌだ。
「……ディックに、一度お礼をしたいと思っていたんだ。王都に戻ってからだと、改めて機会を待っていたら、なかなか難しいと思うから……」
「ご主人様は多忙なのでな……私も今のうちに、従者として主人を労らせてもらいたい。それなりに貢献はできたと思うので、ご主人様の評価を聞きたいのだが……?」
この飛行戦艦で移動中の時間は、貴重な休息と言えるのだが――俺としては一刻も早く到着しなければ、彼女たちへの答えを遅らせてもらうにも限度がある。
「わ、分かった……コーディは礼とか、そう律儀に気にしなくていいと思うし、ヴェルレーヌに関しては申し分ないというか、店主としての給金を上げるとかでは足りないくらいのことを常にしてるというかだな……っ」
コーディとヴェルレーヌは何を言っているのかという顔をする――そして顔を見合わせると、くすっと楽しそうに笑った。
「二人とも……いつの間にそんなに仲が良くなったんだ?」
「そうだね……スフィアのことがあるからかな。昨日の敵は今日の友というのは、ディックがよく実践していることじゃないか」
「ふむ、そうだな……グラスゴールまで協力させてしまうとは。倒すこと自体が容易ではないというのに、ましては心を変えさせるなど、普通はできることではない」
「い、いや……師匠もそんなことを言ってたが、心が変わるとか、そんなことは一朝一夕じゃありえないことじゃないか?」
またもコーディとヴェルレーヌは顔を見合わせる。この戦力の不利を覆すには、俺にも味方が欲しい――と思っているところに。
「……ディック、あなたが味方にしてきた人はみんな、あなたの手で心を変えられているのよ。それまでどんな経緯を経ても、変わる瞬間は一瞬……そう、精緻に織り上げた陣魔法が、発動した瞬間に巨大な建造物を破壊するときのようにね」
(魔王討伐隊の魔法使いが、魔力にあてられてる……それでいいのか……?)
頬を紅潮させたミラルカが、起きてきて俺を見る――腕を組んで胸を反らした立ち姿こそいつもの通りだが、瞳がとろんとしていて、視線が熱を帯びている。
「つ、つまり……俺はどうすれば、水を汲みに行かせてもらえるんだ……?」
「それは……決まっておろう。ご主人様は私達の話をもう少し聞くべきだ。少しの時間でも、ゆっくりと話すのは重要なことだぞ……?」
「僕も一緒に行こうか。ディック、水が汲めるところを探しに行くんだろう?」
コーディも髪を解いて、鎧を身に着けていないと、完全に女性にしか見えない。女性なので当たり前なのだが――いくら印象が変わるからといって、二人で行動すると緊張するとか、それは少々情けないものがある。
「ディックなら、いつも飲み物や軽食を常備していそうだけど……今回は、準備している時間が無かったということ?」
俺も何もないところから作るわけにはいかないが、食料や水のことは常に気にする方である――と、そういえばヴェルレーヌに、俺の代わりに携行してもらうように頼んでいた。
「ご主人様、『エルフの隠し箱』で運んでいる飲み物を出しても良いのではないか?」
「ああ、そうしよう。だが、この飛行戦艦の中で水が手に入るどうかは調べておいた方がよさそうだ。戻ってきたら酔い覚ましの飲み物を作るからな」
「酔い覚ましは、あえてしなくとも良いと思うのだがな……そのうち落ち着くだろう」
「……ディック、あなたは分かっていないの? 私たちは、酔っているというより……」
「これを言うとディックが困ってしまうから、まだ秘密にしておいた方がいいね」
「ううーん……ディックの魔力がいっぱい……」
アイリーンの寝言で、俺はようやく察する――あまり考えたことがなかったが、俺の魔力が皆に流れ込むというのはどういうことなのか。
俺だけが復調してそれで終わりというわけにはいかないので、もう少しの航行時間の間、皆の要望に答えようと思った――いつもはぐらかしてばかりでもいけない。
◆◇◆
アルベインに入っても、地上の誰の視界にも入ることなく、飛行戦艦はアルヴィナス西方の森の上空まで辿り着いた。
操艦に使う妖精の像がある場所を艦橋と呼ぶことにする。アルベインが海に面している面積は東部のごく一部で、国民は船を利用する機会が少なく、船の構造についての知識はそうそう得られない。そのため『艦橋』というような、軍艦に関わる言葉自体を知らない人がほとんどだろう。
しかし、ウェルテム商会は他の大陸や島国との貿易を行っているので、俺のギルドでも船を購入しないかと持ちかけられたことがある。そのときに各国の軍船など、船のカタログを見せられたことがあった――船の構造について勉強したのは、船の価値を理解するためだ。値段が妥当かどうかも分からないものを買うのは、ギルドの長としては少々問題がある。
(海運にも興味はあるが、竜の調教と騎竜士の育成が進めば、ウェルテム商会と話していた『空輸』のルートが構築できる……もう少し時間はかかるか)
「ギルドでこの森林を全て所有しているとは……それはもう、ギルドという組織の行う規模ではないように思えるな」
グラスゴールは幻燈晶が映し出した森林地帯を見て、感心半分、呆れ半分という様子で言う。
「竜を飼育するには、これくらいの広さは必要になる。ゆくゆくは、他の地域の森でも飼育を始めることになると思う。調教師を順調に増やせればだけどな」
竜の調教師になりたいと志願する者は、アルベイン国内ではまだ募集していない。シュラ老は弟子としてロロとスーラの二人を育成しているが、今のところ弟子を増やすつもりはないらしい――そのため、イリーナだけでなくエルセインの騎竜士を他にも招聘するという案が出ている。それもアルベインとエルセインが友好を築いたからこそだ。
「あれがアルベインの王都、アルヴィナス……話には聞いていましたが、これほど栄えているなんて。西の方角には、他の都市もあるようですが……その都市ですら、ラトクリスの首都よりも規模が大きいようですね」
シャロンも感嘆しきりだ――幻燈晶が映し出した王都の遠景を見つめるその横顔には、憧憬の色が見てとれる。ラトクリスは平地が少ないため、王宮近くの町もアルヴィナスよりも規模が小さかった。これほどの規模の都市は大陸にも類を見ないと言われており、アルベインの誇りと言える。
制御室の幻燈晶には、他にも外の光景――火竜牧場がある森の上空が映し出されている。増幅結界は大気中の魔力を吸収することで、数日は維持することができるらしい。それで周囲の魔力が枯渇することもないというので、どうなっているのか原理を調べたくなる。
鳥などの飛行生物の衝突を防ぐ機構もあるとのことで、付近の生物に影響を与えることはない。竜に関しては、牧場の管理をしているシュラ老とイリーナに説明しておけば問題ないだろう。
「『浮遊島』というには小さく、『末端』というのも呼称とするには適切ではない。今後は『飛行戦艦』で統一した方がいいだろうか」
「ああ、そうだな。中を見れば見るほど、これが何のために作られたのかは見えてきた。一定の人員を運ぶことができて、攻撃と守備の手段を備えてる……海に浮かぶ軍艦とは造りも何もかも違うが、目的や用途を考えると、あれの空中版という扱いになるだろうな」
「星の遺物の技術に、我らはいつ追いつくことができるのだろうな……知れば知るほど、二千年前の時点で途方もなく発達していたと思い知らされるばかりだ」
普段は遺跡の奥で一つ二つ見つかればいい星の遺物が、この戦艦の中には無数に使われている――遺跡に潜って転移結晶を探し、一攫千金を狙うような冒険者が見たら、目の色を変えるほどの宝の山だろう。
今でも王都の地下迷宮では探索が続いているが、『銀の水瓶亭』だけで発掘品を独占するようなことはしていない。王都全体の冒険者の実力を底上げし、他の町からやってきた冒険者の目標となるような迷宮として、あの百層の迷宮は今も未踏部分の開拓が進んでいる。
「では……私はここで待機している。シャロン、君は主人に従って行動するといい」
「いえ、積もる話もありますから、私もお付き合いさせていただければと……よろしいでしょうか」
「ああ。二人で待っていてもらえるか」
「かしこまりました。行ってらっしゃいませ、皆様方」
シャロンが敬々しく礼をする――貴族らしい振る舞いが自然に似合っていて、思わず感心させられる。
「ふふっ……お父様は素直ですね。ご挨拶一つで見直してくださるなんて」
「お、お父様って……スフィアのってことか」
「はい、私の主人はスフィア様ですので。よろしくお願いいたします、ディックお父様」
見た目は少女の姿をしているシャロンにそんな呼び方をされると、あらぬ誤解を招きそうだ――しかし訂正するのも細かい性格だと思われそうなので、ひとまず不本意ながら見逃しておくことにする。
「……まだ少年のように見えるときもあるのに、父親として振る舞うときは、私よりも大人に見えることもある。あなたは不思議な御仁だ」
「グラスゴール……確かにあんたの方が年上なんだろうが。少年っていうのは、さすがにここまで育った人間に言うことじゃないぞ」
「そうやってむきになるところが良い……と、妙なところでフレイ殿と趣味が合ってしまったようだ」
「ええ……とても愛らしいですわ、お父様。きっとお父様の血も、とても甘美なのでしょうね。生涯頂くことは叶わないかと思いますが」
ヴェルレーヌも師匠に聞いたのか、グラスゴールをフレイと呼んでいる。この女性陣の団結力の前には、仲違いの心配などは無縁と言える――俺の肩身が狭いので、そろそろどうにかしたいものだが。
◆◇◆
バニングと黒竜二頭に分乗し、俺たちは火竜牧場に向けて降下した。イリーナはシュラ老に竜の調教を教わっているので、勉強に戻る。
一日も経たずに戻ってくると思っていなかったのか、シュラ老は驚いていたが、ロロとスーラも一緒に俺たちの帰りを喜んでくれた。
「なんと、飛行戦艦とは……やはりディック殿は、冒険者の先端を進んでおられる」
「しばらく駐留してるが、中には俺たちの仲間がいる。移動してもらいたいとかそういう用件があるときは、外から呼びかけてみてくれ」
火竜牧場に設置した転移陣を使えば、『銀の水瓶亭』に飛ぶことができる。そう長く留守にしていたわけではないが、懐かしいと思うのは、ラトクリスで過ごした時間の密度が高かったからだろうか。
色々なことがあった。レオンの遺品は、いずれコーディと共に故郷に持って行こうと思う――コーディの両親に、全ての事情を話すことはできないかもしれない。それでも俺は、コーディと一緒に行くべきだろう。
「……ディック、どうしたんだい?」
王都に戻るとなれば、コーディは男装姿に戻る。しかし、いつからだろう――徐々にコーディが女性だということを、男装をしても隠せないように感じられてきている。
「コーディ、ちょっとずつ女の子らしくなってきてるっていうか……男の人たちの中で、知られないようにするの大変じゃない?」
「それは心配ないよ。僕がこうしているのは、パーティの皆といるときだけだからね」
そう言って俺に微笑みかけるコーディは、見事に貴族の女性を魅了する若き騎士団長の顔になっていた――他の男性騎士に気づかれるのではないかというのは、俺の杞憂だったようだ。
「さあ、『銀の水瓶亭』に戻ろうか。ディック」
転移陣に皆が先に乗って、俺も乗ればいつでも飛べる状態だ。師匠も陣を発動させるために待ってくれている。
――しかし。俺の脳裏に、今この目で見ているものとは全く別のものが映る。
ベルサリス地下迷宮で見た壁画。『蛇』を封印するために命を捧げ、一度は心を失ったディアーヌ。慟哭する師匠――そして、暗雲の中を進むクヴァリス。
「……お父さん?」
スフィアの声が俺を現実に引き戻す。
ラトクリス魔王国で、スフィアは本当によく頑張ってくれた。一日ずつ見違えていくようなスフィアの成長を見ていると、いつか俺の手を離れるときも来るのだろうかと思えてくる。そんなことをきっとスフィアも、勿論俺も望んではいないのに。
「帰ったら、私がハレさんとラムサスさんのお手伝いをして、みんなのご飯を作るね」
「せっかくだから、俺も手伝わせてくれるか。久しぶりに厨房に立ちたい気分だ」
「うん!」
転移陣に入る――全員だとかなり狭いのだが、俺が入る隙間をみんなが開けてくれている。
転移が発動すると、瞬時に風景が変わる――ギルドハウスの地下のある酒蔵、その奥にある転移部屋。
地下から上がると、今は昼の部の営業中だった。ホールにいる客からは見えないように、俺たちは厨房に顔を出す――すると。
「っ……ダンナ、お帰り! なんだい、案外早かったじゃないか」
「お帰りなさいデス、マスター!」
ハレ姐さんとラムサスは今日もしっかり店を切り盛りしてくれていた。店主役をしていたのはリーザで、ヴェルレーヌが店主をするときの従者の服を来てこちらの様子を見に来る。
「マスター、皆さんもお疲れさまです! スフィアちゃん、ちょっと見ないうちに大きくなりました?」
「い、いえ、あんまり変わってないです……」
「ううん、そんなことないよ。何だか大人びたっていうか、落ち着いたというか……」
「そうですか? お父さん、私って大人になったの?」
「見違えるほど成長はしてると思うが、まだ俺から見ると子供だな」
「……む~」
スフィアは不服だったらしく、子犬のように唸って威嚇してくる。こういった表情はミラルカ譲りで、珍しくミラルカが笑っていた。
「ディック、そんな意地悪を言っているとスフィアに慕われなくなってしまうわよ」
「そ、そんなことないです。お父さんを嫌いになるなんて、絶対ないので。それは、お母さんたちと同じです」
「っ……ス、スフィア。お父さんだけではなくて、私のことももう少し配慮してもらえると嬉しいのだけど……」
「スフィアちゃんったら、お父さんにどんどんなついちゃって。お父さんとこれくらい仲良しって、普通の家だとなかなかないよね~」
「それは確かにね……ディックは本当に、なかなかできないことをしてしまうよね」
「私は、お父様とお母様とは子供の頃から仲良しですが……もしディックさんがお父さんだったらと思うと、スフィアちゃんの気持ちが分かる気がします」
ユマが魔王討伐隊で最年少といっても、俺はそこまでユマのことを幼いとは思っていないので、娘というより妹だったらというくらいしか想像ができない。
「ディー君、私とヴェルちゃんもお料理を手伝おうか?」
「いや、皆は上で着替えてきてくれ。とりあえずオーダーされてる分を出してから、まかないを作ることにするよ」
「では、私はリーザと交代することにしよう。リーザには本業もあるのでな」
「はい、ありがとうございます。私、店主役も頑張ったんですけど……やっぱりヴェルレーヌさんにはかなわないです、落ち着きとか風格が足りないっていうか」
「ふふっ……世辞が上手いな、リーザは。そちらの店主ぶりも、私は板についていると思うぞ」
リーザは照れつつ、情報部の仕事に戻るべく、ドレスの上から着けたエプロンの帯を外し始めた。そして着替えのために控え室に入る前に、俺はすれ違いざまにリーザに声をかける。
(後で情報部の本部を訪ねる。サクヤさんとゼクトを呼んでおいてもらえるか)
声に出して返事はしないが、リーザには伝わっている。俺はスフィアと一緒に、厨房の手伝いを始める――ハレ姐さんはやはりスフィアを気に入っており、楽しみながら料理を教えてくれていた。
「あっ……マスター、お帰りなさい! うち、お留守の間もちゃんとお仕事してました!」
「ああ、よく頑張ってくれたな。ミヅハ、上がるときに食事していくだろ? 何か好物はあるか?」
「え、えっと……うち、ココノビの飲み物がいいです。ほんとはココノビラムがええんやけど、兄上がお酒はあかんっていうから、酔っ払わへんのがいいです」
「よし、分かった。食べ物で好きなものはあるか?」
「うちはお魚が好きです。でも、マスターの作ってくれるものなら何でもええです。あ、匂いの強いお野菜は苦手やけど」
獣人の中には、一部の食材を食べると過敏に反応してしまう場合がある。俺の店では、そういった食材を間違えて出さないように管理していた――それはミヅハやゼクトと知り合い、獣人の生活について色々と知ることができてからのことだ。
サクヤさんは何よりも人参が好きで、三食とも人参だけでいいと言うくらいだ。そんなサクヤさんとゼクトに渡す差し入れも、後で作ることにしよう。
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本年最後の更新は12月31日(月)の夜になります。