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異世界レルトス


「うーん・・・ここはどこだ?」


確かゲームしたら画面が光ってそのあと変態神と・・・そうか、ここが・・・


「異世界か!」


ってここ崖か落ちたらやばそうだな木は在るけど。

此処からから見える大きな平原の少し先には村か?見えるな、後ろは森だな…ん?なんだこれ?皮袋か?腰につけるタイプだ


「これは革袋か?なんでこんなところに?」


禿げ神が一緒に送ったものか?ならありがたくもらうとするか。

せめてアイテムくらいはもらっとかないとな。


「にしても、何の革だろう?手触り的には牛に近い気がするが…」


皮袋を見ながら、そう思った瞬間俺の頭の中に情報が流れ込んだ。

_________________________________________________________________________


【種類】 アイテム 皮袋

【名称】 [ウィスピードゴーレム]の異空間皮袋

【素材】 ヌートンの革

【ランク】 ★★★★★★★★★★

【付与効果】 破壊不可 無限収納


【説明】

物を収納するための皮袋 。

主に腰に付けるタイプ

_________________________________________________________________________


「な 、なんだ今のは?」


いきなり頭の中に…あれ?こんなのつけてたか?


いきなり頭に情報が入ってきたから手を頭に当てるまで気づかなかったが、手の違和感から手に指輪を

嵌めていることに気づいた。


「いやこんなのつけた覚えはない」


そしてまた不思議そうに見つめてると…

_________________________________________________________________________


【種類】 装備 指輪

【名称】 [ゴルゴンゴーレム]の指輪

【素材】 ミスリル

【ランク】 ★★★★★★★★★★

【付与効果】 破壊不可 鑑定


【説明】

指に嵌める装飾品

_________________________________________________________________________


「な!?またか!」

なんなんだ?そう言えば指輪に鑑定って…そうか鑑定か!


俺の予想が正しければ・・・あれでいいか。


「(鑑定)!」


やっぱりか…


_________________________________________________________________________



【種類】 木

【名称】 オークウッド

【素材】 オークウッド

【ランク】 無し

【効果】 耐水


【説明】

木の一種 耐水に優れている

_________________________________________________________________________


「ビンゴ!これは禿げ神がくれたものかはわからないがこれで鑑定できるってことか。盗まれないようにしないとな。なんせ破壊不可だし、ランク高そうだし…何よりチートくさい。あれ?そういやーププはどこ行った?」


周りを見渡すがバケツプリンはどこにもいない


「おかしいな居ないぞ?森の中か?」


しかし探してやりたいが始めての異世界だ、迷ったら戻れないしなぁ。

それに俺武器の一つも持ってないし仕方ない始めてのモンスターだったが…ごめんププ。

そう思い空を見上げるとププが笑ってる気がした。

まぁ顔はないがな…それにそこら編歩いてたら出てくるような底辺のモンスターだしな…また捕まえよう!


「さてまずは…見た感じは村か町か?そこにむかうか」


少し遠くに村にしては大きめな町に向かうことにしよう・・・ん?


「ガサガサ」


森の茂みが音を立ててる?


「・・・ププか?」


「ガサガサ…グルルルゥ」


「おいおいマジかよ・・・」


さすが異世界こんなの見たことないな・・・

頭に鬼のように、二本の角を生やした虎のような感じで牙は鋭く、

色は虎と一緒だったが、角があるので異世界の動物ということがうかがえるな。


「仕方ない・・・とりあえず【ウィンドウ】」


[★★B+]?(Lv15)

HP ?/?

MP ?/?

STR ?

DEF ?

AGI ?

INT ?

LUC ?

親密度 -100/200


「まったっく使いもんにならないな!?とりあえず分かった事はお前との仲悪いのは確かだな…武器もねぇし後ろは崖だぞこっちくんな」


怯えた様子もなく俺をジリジリ崖へと追いやる。


「グルルゥ」


「くそっ…」


「ガウゥ!」

▼正体不明の異世界の虎が襲いかかった

ってゲームなら出てるんだろうな。

ちくしょうこんな直ぐにゲームオーバーかよ!でもな・・・


「お前に殺されるくらいなら…おぼえてろよぉぉぉぉぉ!」


そう言って俺は、高さ10階はありそうな崖の上から下っ端の小悪党いいそうな言葉を残して飛び降りた。



「ぐぅ・・・ん・・・?」


気がつくと見知らぬベットに寝ていた、横には小さな幼稚園生くらいの女の子が自分を覗き込んでいた。

なんだ天国か?


「あ!おとーさん 変な服の人起きたよ!」


「おぉ!よかった君大丈夫かね?」


「え 、えっとここは?」

大事な袋と指輪はつけたままなのは確認できたが

っぐ・・・起き上がろうとしたら体が痛いどうなって・・・


「無理はするな…ここはラルトイという町で私の家だ、見つけた時はびっくりしたぞ、足の骨も折れてるし血は出てるしな」


「そ、そうだったんですか?ありがとうございます」

あぁ、そっか…あの変な二本角の虎が居て崖から落ちたんだった・・・


「それにしても、どうしてあんなところに?服装も妙なカッコだし森の向こうの海を渡ってきたのか?」


この時俺は、ふつうのポロシャツだったのを思い出した。


「えっとですね・・・」


やばい、異世界から来て襲われたとか言えないしなー・・・仕方ないここはお約束で行くか?

あぁ神様どうか嘘がばれませんように…あぁでも禿げ神てめぇはだめだ!あんなとこに飛ばしやがって!


「実は、二本角の虎のような獣に襲われてしまいまして、崖から落ちてしまったんです。あと自分がどうして崖の上の森にいたのかわからなくて…」


うん、嘘ではないな。

実際どうやってあんなとこに送り込んだかわからないし。


「ふむ嘘は付いてないようだな。虎?の事わからないが、そいつはおそらくタイガーホーンだな。あいつはギルドランクでも2つか3つ星の奴じゃないと手に負えないからな。

それにしてもわからないってことは、記憶喪失か?まぁあれだけ高い崖から落ちたのなら命がある方が奇跡だな、それに俺が回復スキルの使える魔物を連れて歩いてなかったら死んでただろうしな。」


「え?嘘かどうかわかるんですか?」


「あぁ 俺のつけてるアクセサリーに簡単な嘘かどうかわかるものがあるんだよ。基本は使わないが悪人だと困るので使わせてもらった。すまんな」


あっぶねー!下手に嘘つかなくてよかった!最悪速タイーホされてたわけか。


「おとーさんお兄ちゃん大丈夫なの?」


「あぁ、多分大丈夫だろう」


「そういえばお兄ちゃん、名前はなんていぅーの?」


「あ 名前は…」

名前は正直に言っておくか?別に問題ないだろうしてか嘘ついてもバレるし。


「皇 稔と言います。稔が名前ですので稔と呼んでください。」


「わかった、ミノルだな。変わった名前だなここら辺の人の名前ではないのは確かだ。

何か身分証明書とかはあるか?後でギルドに連絡せねばならんからな」


「いえ、その持ってないです」


「そうか・・・仕方ない。とりあえずしばらくは家で面倒を見るから元気になったら、ギルドで冒険者用のギルド証明書を作るといい。前に作っていたなら色々わかるかもしれんからな!

どの街や村にに行くにしてもこいつは必要だから持っておいて損はないだろう」


「わかりました。その辺りの細かいこともわからないので助かります。えっと名前を伺ってもよろしいですか?」


「おっとそうだったな 俺の名前はガンスだ、こいつは私の娘で…ほらお兄ちゃんに自己紹介をしなさい」


「えっと 、シャルです よろしくねお兄ちゃん!」


「うん、よろしくねシャルちゃん」


かわいいなぁ将来はきっと美人だろうなぁ


「今はいないが、妻のエリスももう時期帰ってくるだろう」


こんな髭だるまに奥さんがいるのか・・・


「そうなんですか、助けていただいて本当にありがとうございます」


「気にするな、明日には動けるくらいには元気になるさ」


「そう言えば骨折してたって言ってましたけど…直したって」


「大丈夫だ、問題ない。俺のヴァッサーナイトで治癒したからな」


「ヴァッサーナイト?」


一番良い装備だったらよかったんだがポロシャツだったからな。

たしかヴァッサーってドイツ語で水だから水の騎士か?直訳するとだが・・・


「あぁそうだ。今召喚してやろう【ウィンドウ】【ヴァッサーナイトコール】」


ガンスが言うと家の中に2m半はある大きさで水で出来た騎士が現れた。


「こいつの治癒水でミノルの傷を直した。スキルランクは星3もあるからな」


「そうなんですか!」


なるほどああやって呼び出すのか?というかスキルにもランクあるのかよ。

よし、もしかしたらププもあれで呼び出せるかも?・・・


「【ウィンドウ】【ププコール】」


「プギャー」


「おぉでてきた!」


「わぁ!このガイストかわいい!」


「プ プギャー」

バケツプリン・・・ププをシャルが思いっきり抱きしめているぅゎょぅι゛ょカワイイ


「・・・お前ガイスターなのか?それにしてもププかまた珍しいガイストを持ってるな…絶滅危惧種だぞ?

ミノルの【ウィンドウ】は青だから駆け出しのようだが?」


「え?」


そういえば今気づいたけど人の【ウィンドウ】見えるんだな・・・ちなみに俺のは青(正確には薄い水色)だがガンスさんのは薄い赤色だな。


「そこら編もわからんのか?ガイストがヴァッサーナイトのことでそれを使って戦うのがガイスターだ。

【ウィンドウ】はギルドのランクで色が変わるんだよ、俺は星5ランクだがな。」


「そんなのがあるんですか…なるほど」


なるほどつまり魔物の事をこの世界だと【ガイスト】と呼んでそれで戦うのが【ガイスター】・・・だいたいだが理解したぞ


「ただいまー」


「あ おかーさんおかえりー」


「プギャー・・・」


あっ、ププが拉致された…


「あら?新しいガイスト?」


「うんとねー…」


別の部屋にププを拉致して話しているようだな


「帰ってきたようだな、俺はギルドに連絡を入れに行くからもう少し休んでるといい」


「わかりました」


そう言った後、疲れていたのかすぐに俺は直ぐに眠ってしまったようだ。







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