表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
銀河戦國史 (トーマ星系の反乱と勇者タオ)  作者: 歳越 宇宙 (ときごえ そら)
11/25

タオの逆襲

 タオの落涙の5秒後、ガミラが無線で彼に話しかけて来た。いや、タオ一人に話しかけたのではない。採取船に乗り込んだパイロット全員に話しかけたのだ。

 ガミラが直接話しかけてくるなど、珍しい。これまで一度も無かった。

「お前たち、大至急わたしの執務室まで来てくれ。大至急だ!」

 リークの声がそれに答えるのが、無線によってタオにも聞かれた。

「資源採取の時間だろ。行かなきゃ電流の餌食じゃないのか?」

「大丈夫、もう腕輪は停止させた。資源採取に行かなくても電流は流れないから、すぐに来てくれ。」

 ガミラは慌てたような口調でそう告げた。タオは不思議そうに、眉間にしわを寄せてひとりごちた。

「停止させた?今、停止させたと言ったか?」

 腕輪の停止は、彼ら奴隷の完全開放を意味した。腕輪が無ければ、ガミラを始め少数の監視役達は、大多数の作業者達を制御し、統率する術を失う事になるのだ。腕輪の、電流の恐怖よる統制のみが、ガミラ達が作業者たちを従わせる手段だったのだ。

 電流が無ければ、タオ達がここを出て行こうとするのも止める事は出来ないし、ガミラ達に対して牙をむいて来たとしても、抗する術はない。タオを絶望の落涙に誘った元凶は、一瞬にしてきれいさっぱり消え失せる事になるのだ。

「資源採取に行かなくても電流が流れないように、設定を変更しただけだと言っているのか?」

 リークがタオに話しかけて来た。いつの間にかタオの採取船に寄って来ていたリークが、他の者に聞こえないように直接、声を潜めて話しかけて来たのだ。

リークの言う通りだとすれば、彼らは未だ解放されていない。奴隷のままだ。

 タオは答えた。

「そうかもしれない。そうするのが普通だ。だが、やつの慌てた話しぶりや声色からすると、本当に停止させたような気もする。何かに動揺して、うっかり停止させちまったように思える。設定変更だけすれば良いものを。」

 状況が飲み込めないままに、作業者たちはガミラの執務室に集まった。せまい執務室に全作業者が集まると、相当な過密状態となった。

 作業者だけでなく、ガミラの執務室にはガミラを始め、この施設にいる全ての監視役が揃っていた。そしてガミラを始めとした監視役全員が、その顔に焦燥の色を露わにしていた。

「あ・・ああ・・・、お前たちよく集まってくれた。大変だ!大変なんんだ!とんでもない事態になった。ああ・・。」

 話しぶりからも相当な焦りが見て取れる。

 リークは状況を見極めようと、鋭い眼差しを、ガミラに送っている。腕輪が停止したのか、ただ設定変更しただけなのか・・。彼らは自由なのか、まだ奴隷なのか・・。

 ガミラが何を慌てているのかなど、彼らには知った事では無いのだ。自身が奴隷なのかそうでないのか以上に、重要なことなどあるはずも無い。

 それを確かめようと、鋭い視線を送り続けているリークをよそに、タオはつかつかとガミラに近寄ったかと思うと、突如小さな振りで、しかし鋭い拳でガミラを殴り飛ばした。

 ガミラはくるりと体を一回転させられて、後方の壁にたたきつけられ、ずるずると腰を抜かして崩れ落ちた。

「あっ!」

と、驚きの表情で、作業者たちはタオを見つめた。特にサバ村から来ている面々は、タオがまた電流の餌食になると、心配そうな眼の色だ。

 リークだけはニヤリと不敵な笑みを浮かべていた。腕輪が機能しているのかどうかを、極めてリスクの高い手荒な方法で確かめたのだという事に、気付いていたからだ。

 ガミラを殴り飛ばして2秒、3秒と時が過ぎたが、時が停まったように思えた作業者たちの体感時間では、永遠にも思われる時が過ぎたが、タオに電流の苦痛は訪れなかった。

「止まってる。本当に止めやがったんだ。」

 と言いながらタオは、リークの眼前に腕輪をかざして見せた。

「うおーーーっ!」

という、地の底から湧き上がるような雄叫びが、作業者達から上がった。

 彼らが解放された事が、明らかになったのだ。30年に渡って、ここで奴隷として使役され続けて来た者もいるのだ。電流の苦痛をタテにした腕輪による支配によって、長らく過酷で危険な作業に従事させられて来た彼らなのだ。

「解放だーっ!」

「自由だぁーっっ!」

 執務室は興奮のるつぼと化した。そして作業者たちは、一斉に監視役の者達に襲い掛かった。

「ああっ、しまった!」

 ガミラは自らの過ちに気付き、慌てて腕輪を再起動させようと、近くの執務机の上にあるタブレット端末に手を伸ばしたが、作業者達がそんなことをさせるはずも無く、今度は、誰とも分からぬ足に蹴り飛ばされた。

 腕輪の電流に頼り切っている為に、監視役達には一切の武装は無かった。腕力も作業者達の方が上だった。

 数分の後には、監視役達は全員が、半死半生の状態にまで叩きのめされ、執務室の中央で、作業者たちに取り囲まれて、床に這いつくばる事になった。

「あ、ああ、ああ。」

 震え声を漏らすガミラの表情には、恐怖の色が浮かんでいる。監視役たち全員が、恐怖と絶望に打ち震えていた。

「馬鹿な奴達だ。腕輪を停止させたらこうなる事は、分かり切っているじゃないか。何を慌てていたのか知らんが、間抜けな話だ。」

 開放の喜びや、監視役達への侮蔑の感情や復讐心で、作業者達はどの顔も、ギラギラした攻撃的な微笑みを浮かべていた。

「さて、こいつらどうしてやろうか。これまでの仕打ちを、たっぷり返してやらないとな。」

「ああ・・、やめてくれ。助けてくれ。ああ、ああ・・。お願いだ、許してくれ。」

 ガミラがそう言い出すと、それに続いて監視役達は、皆口々に許しを請い、平身低頭の体で詫びた。

「なんだと、お前たちの為に、何人の仲間が犠牲になって死んでいったと思っているんだ。」

「散々酷い扱いをしておきながら、何を言ってやがるんだ。」

 作業者たちは、その目を怒らせぎらつかせながら、ガミラ達に詰め寄った。

「まあ待て、慌てるな。」

 既に半死半生のガミラ達に、今にも更なる牙をむき出そうとしている作業者達にそういったのは、タオだった。

「その前に、こいつらには聞いておかないといけない事があるだろ。」

 そう言うとガミラに向き直り、

「で、お前たちは何をあんなに慌てていたんだ。お前たちの命綱でもあったはずの大切な腕輪を停止させてしまう程、何に対して焦っていたんだ。」

 一時的にとは言え、作業者達をなだめてくれたタオに、すがるような視線を送りながらガミラは答えた。

「反乱だ、反乱が起きたのだ。ヤマで作業者達の一部が、コーギに歯向かって反乱を起こしたのだ。武器を取って、コーギ達の居住エリアに突撃する構えを見せている一隊もいるらしい。」

 トーマ星系の人々は、長い間平和な暮らしをして来た。貧しくとも、飢えや病に命落す者がいようとも、人と人が大規模に争ったり、傷つけ合ったりなど、何千年に渡って経験した事が無かったのだ。ガミラといえどそんなトーマ星団の人間の1人だったのだ。

 だから反乱の勃発という事態は、武力衝突という現象は、彼らを狼狽させずにはおかなかった。必要以上に反乱という事態に驚愕し、慌てふためいてしまったのだ。

「なるほど、それでコーギが壊滅してしまえば、お前たちの命運も尽きてしまうから、大慌てになるのも無理はないな。結果的には、コーギがどうにかなる前に、お前たちの運命は尽きてしまったがな。」

「お前たちに、コーギの防衛の為にヤマに向かって欲しかったのだ。お前達全員で、反乱の鎮圧に当たって欲しかったのだ。だからここを出て行けるように、出て行っても電流が流れないように、腕輪を解除したのだ。」

「ここを出ても電流が流れないように、設定変更すればよかったんじゃないのか?」

 横合いからリークが訪ねると、ガミラは

「あっ、ああ・・。」

と、ようやく自分の愚かな間違いの全貌に気付いた様子だ。

「しかし、コーギが反乱で滅ぼされてしまったりしたら、俺は困るぞ。」

と、タオは言った。

「そうだ、お前たちは今すぐ全員でヤマへ向かい、コーギを守り、反乱を抑えるべきなんだ。コーギが倒されてしまえば、お前たちの望むものは何も手に入らなくなるんだぞ。」

 この施設に集った者達は皆、コーギの事業の恩恵に授かろうとしていたのだ。それはタオとても例外ではない。コーギの技術を学び、身に付ける事で、サバ村の資源不足を補い、集落を飢えや病から救う手立てを見つけようとしているのだから。

 だからコーギの滅亡は、ここにいる誰も望みはしない。タオにとっては、サバ村救済の手立てが消滅する事を意味するから、絶対に阻止すべき事態だ。

「行こう、ヤマへ。そもそも、ヤマへ行かねば何も得られなかったんだし、コーギやその事業をこの目で見てみない事には、何も始まらないんだからな。」

 タオは決然として行った。しかしマクシムは、

「行くってことは、反乱鎮圧に加わるのか?争いに参加するって事か?トーマ星系人同士での殺し合いに、俺たちも身を投じるって事なのか?」

「・・・殺し合いなど、・・したくは無い。誰かを傷つけたいなど、思うはずも無い。」

「でも行けば、殺し合いに加わらざるを得なくなるのじゃないのか?もうすでにトーマ人同士が、殺し合いを始めているんじゃないのか?」

 マクシムがそういうと、タオはガミラの方を見た。ガミラは答えた。

「その通りだ。コーギの手下となり、トーマ人の作業者達を監督する役目を負っていた者達が、現在反乱鎮圧の矢面に立っているからな。反乱を起こしたトーマ人と、コーギの手下のトーマ人とが、殺し合いを演じている事だろう。」

「くっ、なんでトーマ人同士が・・。なぜ同胞で殺し合いなど・・。」

 タオは歯ぎしりした。

「コーギがトーマ星系にもたらしたのは、技術や富だけではなく、殺し合いも含まれていたっていう事だな。」

 年長のプロームが落ち着いた声色で言った。

「豊かさの代償だ。富を得たいならば、何らかの代償を払わねばならんのだ。」

「で、お前が払った代償が、同胞への裏切りってわけだな。同胞を騙して奴隷にするような真似をしてまで、豊かさを求めたのだろう。」

「うっ、うぅぅ・・。」

 マクシムの発言で、再び作業者達の鋭い眼光を集め、ガミラは呻いた。

 タオはしばらく黙って考え込んでいたようだったが、再び決然と言った。

「それでも今は、ヤマに行く以外に選択肢はないだろう。行って何があるのか、何が起こるか、何が出来るのか、どんな目に合わされるのか、全く分からないが、それでも、トーマ人同士が殺し合うのを、コーギが倒されて行くのを、ここで黙って見ていても、何も始まらない。何かを得る事は、決してできない。」

「・・そうだな。」

 一瞬の逡巡の後、マクシムは笑って答えた。

「お前に付いて行くよ、どこまでも。」

「俺たちも行くぞ、タオの行く所なら、どこへでも行ってやる。

 カリンが言った。プロームもソイルも頷いた。

「で、ヤマへ行く方法は?人口彗星とやらを使うのか?」

 タオが訪ねるとガミラは、

「いや、人口彗星では時間がかかりすぎる。次の便が来るのが来月だし、出発から到着までも数か月を要する。衛星ファイの地殻の中に隠してあるビーマを使って、ビームセイリング航法で一直線にヤマまで飛ぶ方が良い。」

「ビー・・?何だって?」

 大出力のレーザービームを帆に受けて宇宙を渡る、ビームセイリング航法など、タオ達が知っているはずも無かった。その為のレーザービームを照射する施設をビーマと、ミナト家の者達は読んでいるのだ。アメリア由来の技術だ。

「お前たちが知っているシャトルは、船に積んだ燃料を燃焼によって後方へ射出して推進するだろ。それではシャトルが重くなるし、燃料を使い切るまでしか加速が出来ん。ビームセイリング航法では、船には燃料を摘まんから軽くて済むし、後方に残したビーマが照射を続ける事で、理論上はいつまででも推進力を与え続け、加速し続けられる。より軽いものをいつまででも加速できるのだから、燃料噴射型のシャトルなどよりはるかに速いのだ。そういった、星々を渡る為の技術があるのだ。更にアメリアの進んだ者共は、スペースコームジャンプなどという、魔法のような航宙技術で、アメリア星団とボレール星団を行き来しているそうだが。」

 このガミラの発言を、タオ達は半分以上理解できなかったが、

「とにかくそのビー・・何とかで、より速くヤマへ行けるのだな。よし行こう。お前も来いガミラ。」

「え・・?私も行くのか。」

「そのビー何とかを、お前しか知らないのだから、当然だろう。ここに残るよりは安全だと思うぞ。」

 そういってタオは、作業者達の顔を見回す仕草をした。

 ここに残れば、この作業者達に何をされるか分かったものではないし、ヤマへ行けば、ビームセイリングの知識でタオ達に必要とされる。更にもし、首尾良くコーギの者達と合流できれば、タオ達を出し抜いて、有利な立場に返り咲ける可能性もある。そう打算したガミラは、

「分かった。私が間違いなくお前たちを、ヤマに送り届けてやろう。」

と、胸を張って言ったが、

「偉そうに、上から言ってるんじゃない。殺されかけてるんだぞお前。」

とマクシムに言われ、しゅんとなった。

「他の監視役達はどうするんだ。」

と、古株の作業者の1人が聞いて来た。

「いらないんだったら、これまでの恨みを込めて、ぶち殺してしまってもいいか?」

と、どこまで本気かは分からないが、凄みを効かせて言い放ち、監視役達を震え上がらせた。

「トーマ人同士で殺し合いなど、するべきじゃない。」

「そういうと思ったよ。まあ、もうすでに散々殴ったしな。」

と、古株はあっさり拳を降ろした。悪ぶってはいても、トーマ星系人はたいていが優しいし、平和主義者なのだ。

「しかし、これで無罪放免ていうのも、甘すぎるだろう。どうしようか?」

と、タオに伺いを立てる。

 いつの間にか作業者達の間には、タオをリーダーと仰ぐ雰囲気が生まれていた。エースパイロットであった上に、ガミラ達に対する一発逆転劇の立役者ともなれば、それは当然と言えた。

 だから作業者たち全員が、タオの意見を求める顔色だった。

「彼らの出身の集落に送り返し、彼らが何をしたのか事細かに伝え、そしてそれぞれの集落に、裁きを任せよう。」

 タオが言った事は、トーマ星系の者達にとってはごく当たり前の判断だった。罪を犯したトーマ人がいれば、その者の出身の集落で、責任をもって裁きを下すという事は、トーマ星系の人々が数千年来続けて来た、伝統的な慣習なのだった。

「で、何人くらいが行けるんだ、ヤマには。」

タオが聞いた。ガミラは答えた。

「7人位だ。」

「俺たちサバ村の5人と、こいつと・・、」マクシムが、ガミラの襟首をつまみ上げるような仕草を見せながら、

「後、1人程が同行が可能という事か。」

と言うと、

「俺も行きたい。俺も連れて行ってくれ。」

と、リークが真っ先に、手を大きく上げ身を乗り出すようにして言って来た。

 タオにつらく当たって来た経緯を知っている、サバ村の仲間や、その他の作業者達は、そんなリークに批判的な眼差しを向けたが、

「ああ分かった。行きたいなら、共に行こう。」

と、タオはあっさりと請け合った。

「あ・・、有難う。・・・その・・、今までの事は済まなかった。謝る。どんな償いでもする。まさかこうして、自由の身になれる日が来るなどと、思わなかったんだ。」

「自由になって見たら、逢いたい女でも思い出したか?」

 からかい半分の当てずっぽうでプロームが言ったが、

「何故分かる?」

と、リークは驚愕の表情を浮かべて言った。

「なんだ、図星か!本当にそうなのか。」

 言い当てたプロームも驚いた。

「本当に、女目当てで連れて行って欲しいと言っていたのか!呆れたな。」

 マクシムも言った。作業者達からは笑い声が巻き上がった。リークは赤面していた。

「大切な人が、ヤマにいるのだな。じゃあ、ぜひ会いに行こう!必ず見つけよう!」

タオはそういって、手を指し出した。リークはその手を取った。固い握手が交わされた。

「しかしまあ、あのリークが女だと・・。」

 古株が冷やかすように言った。作業者達からも次々に、リークを冷やかすような、奇声や指笛の音が上がった。

 みなが大声で笑っていた。恐らくこの施設に来て以来、こんなにも心から笑ったこと等、誰一人、一度として無かったであろう。

 その朗らかな笑い声を背に、タオ達はドッキングベイへと大股で向かって行った。

それはまたしても、行く手に何があるのかも分からぬ、先の見えぬ旅立ちだった。

(それにしても、慌てたとはいえ腕輪を解除するなどというミスを犯す事が、起こり得るとは・・!)

 タオにはそれが、いまだに信じられなかった。

 そんなことを宇宙船に向かって走りながら思っている時、彼の目にピンクサファイアが飛び込んで来た。

 何度も見て来た宝石から、見た事も無いような怪しい光が放たれているような気がした。それに、何やら“してやったり”という表情をしているメイリが、ピンクサファイアの周囲の空間に、浮かんで見えたような気もした。

(メイリが助けてくれたのか?)

そんなある訳も無い事が、タオの脳裏に一瞬だけ浮かんだ。メイリ達が願いを込めたこの宝石が、今回の信じられないような奇跡に、何か関係しているのだろうか?宝石が放つ怪しげな光がガミラの脳に施した細工が、腕輪を解除するというとんでもない過ちと関係しているのだろうか?

 しかしタオには、その事を深く考えている余裕などなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 散々殺し殺されしてきただろうに皆が物わかりが良すぎるように感じますね… ビームセイリング航法はなんか実際ありそうだし、なんか納得できます
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ