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私を心の底から愛して  作者: 湊 悠美
私は誰・・?
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高校到着・・えっ、挨拶?

 「奥様・お嬢様到着いたしました」


 榊原さんの声が不意に聞こえてきます。辺りを見回すと来客駐車場で、車五台分占領して停まっていました。なぜ、五台分なのか。それは、私が乗っているのがリムジンだからです。外国車や国産車が勢揃いしている中で、家に残された男達(お父様、お祖父様)が選んだのがリムジンだったからです。私は国産車が好きなんですけどね。あの人達とのお話しが必要と思ったのは当たり前です。


 洋風なので靴のまま、お母様と一緒に新入生受付の所に行きます。女性教師が居て、その前には名簿がありました。私が名乗ろうとすると、先生は笑顔で首を振りました。


「ようこそいらっしゃいました、紫苑様。貴女様の事は、貴方様が考えているより有名です。なので、私達の世界では知らない人は、いらっしゃらないと思います。では、改めまして。川之宮紫苑様、この度のご入学と新入生代表挨拶おめでとうございます」


 この人は術者ですかね。私の事はどんな風に伝わっているのですかね?!っと、それよりも


「新入生代表挨拶ってどういう事ですか?」


 初めて聞きましたよ、そんな事。お母様が横で微笑んでいます。お母様は知っていたみたいですね。先生の笑顔も意味ありげなものになっています。あぁ、やっぱり。わざと、直前に言ったのですね。入学式にしては人が見当たらないと思いました。私だけ、早くしていたみたいですね。


  「紫苑様。落ち着いてください。家名ではなく実力です。最高得点でしたので。それに、新入生代表だと解ったら逃げ出すと思いましたので。あっ、もうそろそろ時間です。失礼します」


 気が付いたら、女の先生に腕をとられていました。男じゃないから暴れないでおきましょう。あれ、お母様は来ないのですかね?


「紫苑。頑張ってね」


 何ですか!その憐れみの目は!頑張ってって、どういう事ですか。少し動いたら先生が申し訳なさそうな顔をします。うぅー我慢するしかなさそうですね

少し中途半端です でも、次が長いです。多分

Hope you enjoy your day

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