高校へ行こう
私の想像で書いてあるので事実と違います。途中からの残酷描写や急に話の内容が変わったりなど、不快に思われる方も居るかも知れません。それが、大丈夫だと思われる方は、どうぞ!
Welcome come Enjoy yourself!
サー,ヒラヒラと、風が吹き、桜が散る。
この人の前で無かったらこの光景を堪能できるのに。と心の中で溜め息をつき、私は頭を上げ、目の前に居るお祖母様、川之宮麗衣の顔を見ます。
「家の心配もせず、楽しみなさい」
私の顔を一瞥し、淡々と告げます。きつい言い方だけど、麗衣お祖母様は本当に心配してくれています。そうでないと、お祖母様は部屋に呼ばないので。
「心得ています」
私も淡々と、でも少し力を込めながら言います。
すると、お祖母様の唇が少し弧を描きます。私は、お祖母様の反応に満足して、正座していた足をくずし、一礼して部屋を後にします。何回見ても、お祖母様が満足して唇が弧を描くのは怖いです!
でも、その反応で満足しているか確認できるので良いですが。
お祖母様の話が終わり、玄関にいくと、お手伝いさん(私はメイドさんと呼んでいます)・執事さん・庭師さん・コックさんなど私の家で働いてくれている人達が勢揃いでした。しかも、綺麗に二列に別れて玄関ホールに並んでいました。
「お嬢様いってらっしゃいませ」
と、言ってから頭をさげました。どうしたらここまで綺麗にそろうのか。今まで考えてきましたが、いまだに解らないです。
門の前では、運転手さんの一人の榊原さんと、お母様の川之宮晴菜、旧姓水之宮晴菜が立っていました。お母様と一緒に車に乗り込み、
「出発致します」
と、榊原さんの言葉で彗星高校へと向かいます。
少し中途半端です。次は、説明回です




