表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私を心の底から愛して  作者: 湊 悠美
私は・・・!
25/53

記憶が戻った反応 №7~最も変人な皇族『御三家』~

連続投稿2話目

御三家

「鬼渇も役に立つんだな」 「あとでちゃんと、ねぎらってあげようか」 「「やっぱり、これが標準だ」」 「流石、双子!お帰り紫苑」「ふふっ。お帰りなさい紫苑。記憶が戻っても貴女は、私の子よ。お腹を痛めて産んだのですもの」 「・・はいっ!」


 うぅ!絶対涙が溢れてる。もう、泣かさないでよ!


「お帰り紫苑」 「お帰りなさい紫苑ちゃん」 「久しぶりだな!」 「紫苑~!久しぶり~!」 「そりゃあ、帰ってくるわ」


 堂々としているのは、六之篠宮和成ろくのしのみやかずなり。私の大伯父様。琥珀色の髪を肩まで伸ばした、琥珀色の目を持つ人。貫禄があるけど、人当たりが良い。現天皇陛下で、義理の弟の姉の澄玲すみれ大伯母様を好きとなり結婚した。因みに、天皇紋は、蛍袋

 優雅に微笑んでいるのは、六之篠宮澄玲ろくのしのみやすみれ。将太お祖父様の姉。漆黒の髪を鎖骨まで伸ばした、漆黒の目を持つ人。綺麗な顔立ちの、儚い雰囲気の人。皇后陛下。ゆかりゆかりを名付けた人物。Planetの元社長で、お菓子は皇居と宮内庁内で振舞わてる。澄玲大伯母様のお菓子はとっても美味しい。 

 物凄い怖い笑顔なのは、六之篠宮和暉ろくのしのみやかずき。長男。琥珀色の髪を鎖骨まで伸ばした、琥珀色の目を持つ人。人懐っこい笑顔を浮かべた、柔らかい雰囲気。皇太子殿下。生粋の人タラシだげど、その自覚が無い。キレたら人格が変わる。その時の渾名が『魔王様』私、この時の声に弱い。因みに紋は、金魚草

 抱き付いてきたのは、六之篠宮縁ろくのしのみやゆかり。神篠家の次女(靖おば様の妹)。黒茶色の髪を腰まで伸ばした、黒茶色の目を持つ人。中性的な顔立ちで、綺麗な雰囲気の人。皇太子妃だけど、弁護士をしている変わり者。紫と私を溺愛してくれてる。鳳の事を弟のように可愛がっている。年齢は一歳しか変わらないし。魔王(夫)を止められる妻(姫)。綺麗だけど、容赦がない為、『法曹界の氷の美人(アイス・マドンナ)』の渾名がついている。


「そりゃあ、和成大伯父様達が来たら、帰っても良いって言うでしょ?」 「ほかの人達も、紫苑を心配しているから。皆、和成さんが帰るより前に帰って来たからな」 「でも、俺ら今から会議なんだよな」「確かに八時から会議だったよな」


 へぇ、真紅伯父様は帰らせてもらえたんだ。それで、幸と鳳は会議が八時から始まると。えっ、八時?思わず時計を見ると、時計の針は、七:五〇を示していた。


「会議行かなくていいの?」 「「遅れていくから大丈夫」」 「遅れちゃ、だめでしょ!」 「って、紫苑様!顔が赤い!」


 幸と鳳に言っていると、時雨が鋭い声を発した。顔が赤い?確かに頭がグルグル回っているような。


「姉さん!」「紫苑!」


 二人とも慌ててどうしたの?あぁ、力が抜ける?


「気絶している間にゆっくり考えたらどうです?」


 功おじ様の声を聞きながら、視界が真っ黒になっていくのを感じた。



 

説明を入れます

では、It's essential to do everything in moderation.

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ