記憶が戻った反応 №7~最も変人な皇族『御三家』~
連続投稿2話目
御三家
「鬼渇も役に立つんだな」 「あとでちゃんと、ねぎらってあげようか」 「「やっぱり、これが標準だ」」 「流石、双子!お帰り紫苑」「ふふっ。お帰りなさい紫苑。記憶が戻っても貴女は、私の子よ。お腹を痛めて産んだのですもの」 「・・はいっ!」
うぅ!絶対涙が溢れてる。もう、泣かさないでよ!
「お帰り紫苑」 「お帰りなさい紫苑ちゃん」 「久しぶりだな!」 「紫苑~!久しぶり~!」 「そりゃあ、帰ってくるわ」
堂々としているのは、六之篠宮和成。私の大伯父様。琥珀色の髪を肩まで伸ばした、琥珀色の目を持つ人。貫禄があるけど、人当たりが良い。現天皇陛下で、義理の弟の姉の澄玲大伯母様を好きとなり結婚した。因みに、天皇紋は、蛍袋
優雅に微笑んでいるのは、六之篠宮澄玲。将太お祖父様の姉。漆黒の髪を鎖骨まで伸ばした、漆黒の目を持つ人。綺麗な顔立ちの、儚い雰囲気の人。皇后陛下。紫と縁を名付けた人物。Planetの元社長で、お菓子は皇居と宮内庁内で振舞わてる。澄玲大伯母様のお菓子はとっても美味しい。
物凄い怖い笑顔なのは、六之篠宮和暉。長男。琥珀色の髪を鎖骨まで伸ばした、琥珀色の目を持つ人。人懐っこい笑顔を浮かべた、柔らかい雰囲気。皇太子殿下。生粋の人タラシだげど、その自覚が無い。キレたら人格が変わる。その時の渾名が『魔王様』私、この時の声に弱い。因みに紋は、金魚草
抱き付いてきたのは、六之篠宮縁。神篠家の次女(靖おば様の妹)。黒茶色の髪を腰まで伸ばした、黒茶色の目を持つ人。中性的な顔立ちで、綺麗な雰囲気の人。皇太子妃だけど、弁護士をしている変わり者。紫と私を溺愛してくれてる。鳳の事を弟のように可愛がっている。年齢は一歳しか変わらないし。魔王(夫)を止められる妻(姫)。綺麗だけど、容赦がない為、『法曹界の氷の美人』の渾名がついている。
「そりゃあ、和成大伯父様達が来たら、帰っても良いって言うでしょ?」 「ほかの人達も、紫苑を心配しているから。皆、和成さんが帰るより前に帰って来たからな」 「でも、俺ら今から会議なんだよな」「確かに八時から会議だったよな」
へぇ、真紅伯父様は帰らせてもらえたんだ。それで、幸と鳳は会議が八時から始まると。えっ、八時?思わず時計を見ると、時計の針は、七:五〇を示していた。
「会議行かなくていいの?」 「「遅れていくから大丈夫」」 「遅れちゃ、だめでしょ!」 「って、紫苑様!顔が赤い!」
幸と鳳に言っていると、時雨が鋭い声を発した。顔が赤い?確かに頭がグルグル回っているような。
「姉さん!」「紫苑!」
二人とも慌ててどうしたの?あぁ、力が抜ける?
「気絶している間にゆっくり考えたらどうです?」
功おじ様の声を聞きながら、視界が真っ黒になっていくのを感じた。
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では、It's essential to do everything in moderation.




