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私を心の底から愛して  作者: 湊 悠美
私は・・・!
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皆の反応と伝言

過去の話が終わった後の反応 連続投稿2話目

 朱の話が終わり、天使が通った。


「天使が通ったって、フランスのことわざでしたよね。意味は沈黙が流れた。むしろ、沈黙が流れない方がおかしいでしょう」


 乾先輩が尤もな意見を言ってくれた。あはは。そうだよね、うん。


「質問。俺達なら兎も角、天照大神と須佐之男命の力を封じることも可能なのか?」

別天津神(ことあまつかみ)伊邪那岐命(いざなぎのみこと)伊邪那美命(いざなみのみこと)が作り出した、暴走した神の力を封じる為の宝玉であれば可能です。多分、あの糞女が盗んだのでしょう」


 飛鳥先輩と(こく)。黒、貴方糞女って!!いつもの、冷静さはどこ行った!



「最後が気になるんだけど?」

「確かに、大学院卒業なんですか?」

「桜華大学に特別入学したんですよ。あの時、記憶を失ったものの、天才と謳われた頭脳は、失くしていなかったので。引きこもって家から出てこないので、対策として。そして、卒業して大学院に行き、博士・教授をとったのですよ。それで、色々な部門で有名になり、色々な国の日本大使ともご友人なんです」

「プログラマー・ハッカー・ゲーマーの事は、十五夜草だと言ったらわかるよね」


 憐先輩と光君と(せい)。引きこもっていた事言わないで欲しいな。

 (きん)が十五夜草だと言うと、皆さんが頭を抱えた。青達は、当たり前でしょと目が言っている。


   『十五夜草』

 天才ハッカーで、天才プログラマーで、天才ゲーマーとして、その名が知られてる、性別不明・年齢不明な存在。その正体は、引きこもり、記憶を失っていた私が、暇潰しとして行っていた副業。あはは、ハッカーの事は、警察も黙認していたんだよ。私は、悪人しか狙わなかったから、私に狙われたら何かしてるって教えるようなものだもの。警察からの依頼としてもしてたしね。プログラマーは、私が警察庁や宮内庁のセキュリティソフトを作ってから、ハッキング出来なくなったからね。ゲーマーは、賞金が出る大会で最優勝候補に余裕でかったからかな。あの後荒れて大変だったな。『あれはズルしただろ』とか言いがかりをつけやがって、絶対に許さん!まぁ、十五夜草で気付いて欲しかったな。紫苑の別名が十五夜草なのに。

 少ししてから、赤が話し出す。


「理事長・・う~ん、おじ様達からの伝言です。『紫苑の記憶が戻っても大丈夫ならば好きにしろ』だそうですので、頑張ってください。応援してますから」


 良い笑顔よね、赤。


「え~っと、本当にいい・・」

「反応しないからさっさとしてくださいな。他の屑がよからぬ事を言い出す前に」

「・・はい」


 飛鳥先輩が何か言おうとしたら、青がぶった切った。屑って!屑!ちょっと怯えてるよ。


「この事は、おじ様達に伝えますね」

「この鈍感を早く治して欲しいんですよね」

「人に対する恐怖心を直して欲しいんですよって事で、帰りましょうか」


 水は兎も角、朱と赤は怖いよ。って、本当に帰るの!?腕を強く引っ張らないで!!


一聖達に言われた言葉とは何だったんでしょうかね?

追々投稿します。

これで今日は最後です

ではSo that there is a person loving you

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