私の記憶と従兄姉達
ついに正体が明らかに! 連続投稿第2話
あの後、呼び捨てで呼んでいたのを先輩達に問い詰められ、理由を説明したところ、同じ様に呼び捨てで呼ぶように言われました。あまりの恥ずかしさに、真っ赤になりながら言うと、真っ赤な顔で天然たらしと言われました。どうしてでしょうね。
それはそれとして、今日は委員会委員長さん達を待っています。けど、約束の時間に合わせて頭痛が酷くなってくるんですよね。まるで、忘れていることを思い出させるように。
コンコン
ノックとともにドアが開かれました。
その時頭が割れる様に痛み今までの記憶が思い出した。とある事情として忘れていた記憶を。
「大丈夫ですか?紫苑様」
綺麗な女性の声が耳に届く。癒される感じがして顔を上げればそこには見知った顔の人達が居た。
「俺は、白河虎。二年、風紀委員長」
白髪と紅梅色の目。そして、感情の出にくい顔。凛々しい顔をしているから女性にはモテるのに。はぁ、かっこいいのに、ねぇ。
「私は、二年、黒峰勝亀。図書委員長。」
濃紺色の髪と目。女性的な顔が胸に手をあてて綺麗に礼をする。男よね、本当に。女にしか見えない。
「私は、二年、青峰龍です。美化委員長」
瑠璃色の髪と目。中性的な顔立ちだから男装の麗人だね。学ランだし。
「私は、二年、赤勾朱。園芸委員長」
緋色の髪と目。一見してみれば、等身大の人形が、立っているように見える。
「私は、二年、赤鳥玲美。保健委員長」
唐紅色の髪と目。体が燃えているみたいに見える。作り物みたいな顔をしてる。
「僕は、二年、金山黄木。広報委員長」
黄色の髪と目。私より小さい子久しぶりに見た。マネキンが表情持ってたらこんな感じだろうね。
「俺は、紫華原砕亀。二年、体育委員長」
似紫色の髪と目。はぁ、こんなに背の高い人居るんだね。無駄にかっこいいし。
「私は、水原麟。二年、放送委員長」
白群色の髪と目。造形が綺麗だし、バランスもとっても良い。それに声がとっても綺麗。癒される。
って、現実逃避せずに話さなきゃ。けど、涙しかでてこない。
「大丈夫ですよ。今、頭は混乱しているでしょ?」
ニコニコと言う黒峰勝亀こと、四神の一神、玄武。
「そうですよ。昔の様に話せるだけで、嬉しいですよ」
長い髪を揺らしながら、なぜか親指をたてる青峰龍こと、四神の一神、青龍。
「最初は、覚えていらしたのに、いろいろ重なってしまって。荒療治だけど良い方法ですよね」
感心したようにうなずく赤勾朱こと、四神の一神、朱雀。
「それにしても、普通に黄木さんと言われて、ついに頭が狂ったかと思ったよ」
失礼な事を考えも無しに言う失礼な金山黄木こと、四霊の一種、黄龍。
「ちょっとは、てめぇも考えろ」
黄龍に怒る白河虎こと、四神の一神、白虎。
「そいつには何言っても無駄だ、虎」
かわいそうな目で、黄龍を見る紫華原砕亀こと、四霊の一種、霊亀。
「まぁまぁ、落ち着いて」
美しい声で、場を取りなおす水原麟こと、四霊の一種、麒麟。
「そうですよ、皆さん固まっていますよ」
麒麟と同じく真面目な赤鳥玲美こと、不死鳥。
不死鳥の声で、生徒会役員さんの人達の方を見ると、紅茶を持って見事に固まっていました。そうそうここの生徒会室ってマンションみたいのような感じ!広い表向きの生徒会室に、給湯室や、本棚、トイレ、お風呂、無駄にでかいベッドがあるという。部屋なんだよ!部屋!!
それはさておき、固まっている人は、どうしましょうかね。
「えーっと、紫苑どういう事だ」
「紫苑、どういう事?」
流石九尾さん、大蛇さん。生きている歳が歳だからね。復活早すぎ。
「簡単にいうと神です」
「補足させて貰いますと、紫苑様の護衛兼従姉兄兼式神兼神です。四神と四霊と不死鳥ですね。鳳凰は居ませんが」
「どうして、神が式神になってんだ?紫苑が、位の高い神とは聞いていたが、そんなに高かったのか?」
「はぁ〜。おじ様、面倒だから説明を省いたんですね。天照大神って知っていますか?」
「あぁ、須佐之男命のお姉さん」
「その、天照大神が紫苑様なんですよ」
綺麗な声の麒麟と九尾さんと大蛇さんの話を聞く。頭が痛い。そう、須佐之男命と弟に反応するように。
「ねぇ、ふしちょ・・。昔は、色で呼んでたっけ。じゃあ、赤。あの子が須佐だったの?」
外れて欲しいと思っていたのに、水と赤は、綺麗に笑っていた。
「はい。でも、後悔はしていないと言っていましたよ」
「さて、今までの事を完璧に思い出すために、最初から話しましょうか。皆さーん、戻ってきてくださいな」
赤が手を叩くと、皆さんが復活してきました。あぁ、何人かは、頭痛が酷そうですね。
「では、私が話させていただきますね」
朱が、口を開き私の話を始めた。
出ました 紫苑の正体 実は神だった あはは 凄いですね
まぁ、投稿出来るだけします
もしかしたら今だけしか無理かもしれないので
ではAs healthy are Nii




