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File95 英数国理社どれが大事か

これは別に大学の受験準備とかのお話ではない。人が生きていくためにはどの科目が一番大事かという大真面目な話である。結論から言うと、筆者の考えは、理⇒社⇒国⇒数⇒英の順番となる。

まず、理科を知らないと命にかかわることもある。熱湯に手を浸ける、ビルの屋上から飛び降りる…、全く馬鹿げているようだが、これらは理科を知らない幼児だとやりかねないことばかりである。熱湯に手をつけると熱さで手にやけどをする、ビルの屋上から飛び降りると重力加速度により地面に激突して死んでしまう。

子供はこうした危険を親から教わりながら学ぶ。そんなことは当たり前で、別に理科の知識のあるなしとは関係ないと言われそうだ。そこでもう少し高いレベルの例を示そう。夏の暑い日には水分だけでなく塩分も取らなくてはならない。これを難しく解釈すると、発汗する時には水分だけでなく塩分も失われるので、それを補給しないと熱中症になりやすいということになる。これは理科を知らないと分からないレベルである。つまり理科は人々にサバイバルのための知恵を授ける。よってこれが一番大事な科目となる。

次は社会。社会も人々が生きていく上で重要である。火事が起きたら119番通報する、ケガをしたら病院に行く、電車に乗るには切符を買う…、やはり人が生きていく上で重要なことばかりである。社会を知らないと、極端な話、生まれてから一歩も家の外に出られないということになる。

三番目が国語。国語は、人とのコミュニケーションの力を授ける。国語を知らないと、人と話をすることもできないし、新聞も、テレビも、携帯電話も使えない。まさに世の中とは孤立無援の一生を送ることになる。よって、これも生きていく上では必須である。ただ国語を知らなくても命にかかわるようなことにはならないので、優先順位はやや下がる。

次に数学であるが、これは別に難しい関数や方程式まで知っておく必要はない。おカネの計算や時間の見方くらいができれば、日常生活にはほぼ支障はない。高度な数学が必要なのは、理学や工学などの技術分野に進む人に限られる。よって平凡人にとっての優先順位はさらに低い方になる。

最後が英語。どうにもよく分からいのが日本の英語教育。英語は、将来海外で仕事をする人とかあるいは英語で論文を書いたりすることが求められる大学教授とかには必須かもしれないが、国内で平凡な一生を送る人には全く無用の学問である。というか、そもそも英語自体が学問ではなくただの言語にすぎない。イギリスやアメリカに行けば文字通りアホでも英語をペラペラ話している。だから英語は学問として勉強するものではなく、単に身につけるべき技術のようなものである。よって、順位は最下位になる。

以上は筆者の勝手解釈によるものなので、いろいろ異論もあると思うが、実際の大学受験での重要度を見ると、どうも英⇒数⇒国⇒理・社と全く逆の順位になっているような気がする。

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