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先生と僕  作者: hamachi
1/1

1 入学式

実話を元にした話です。

僕が先生に片想いし、その中でどのような学校生活を送って行ったのかを物語にしていきます。

また、この物語は現在進行形です。

 先生と僕が出会ったのは、入学式だった。


 入学式当日、緊張しながらもなんとか会場に着き、着席することができた。しかし、緊張するとお腹が痛くなる癖があった僕は、急な腹痛に襲われてしまった。腹痛のまま式に出席するのはゴメンだ、そう思い式を抜け保健室に向かった。保健室に入ると担任の先生が来るまで待つように促され、数分ほど待った。下を向いていた僕は扉が開く音で顔を上げた。

ガラガラと扉が開いた先にいたのは、担任の先生だった。少し外国人っぽい顔つきでショートカットの女性だった。

「どうしたの?大丈夫?」そう聞かれた僕は、

「少し腹痛がして…」と答えた。先生は、

「そう。なら式が終わるまで休んでなさい。」と言った。

安心して下を向いていると扉が閉まる音がした。それと同時に太鼓の音がした。入学式が始まったのだろう。うちの高校では太鼓の部活が有名だから入学式に太鼓を演奏する伝統があるらしい。

そんなところで入学式の音を聞いてぼーっとしていると保健の先生に休むように言われ、ソファーで横になった。


 式が終わると、すぐにまた扉がガラガラと開く音がした。予想通り担任の先生だった。

「じゃあ、今から教室でこれからの説明があるから行くよ。」そう言われた僕はサッと鞄を担ぎ先生に着いて行った。教室に入ると他の生徒がすでに着席していた。教壇には白髪の先生が立っていた。おそらく副担任の先生だろう。考えている暇もないため、僕はすぐに着席した。

「じゃあ、みんな揃ったみたいだから、そろそろ始めるか、最初に先生の自己紹介から。」白髪の先生がそう言った。

「私は副担任の藤田寛之。担当教科は土木、測量、まあ工業系だ。」

そうだ、ここは農業、工業系の高校だった。ド忘れしていたことを思い出すと担任の先生の自己紹介が始まった。

「私は担任の長岩鈴鹿。担当教科は測量かな。」

なんだ、先生も専門教科なのか、そう驚いているとすぐに説明が始まった。

「じゃあ今からこれからの説明を始めまーす。・・・・」

ぼーっとしていると説明が終わった。

「じゃあまた明日元気に来てね。」

そして帰りの挨拶を済ませると入学式の余韻に浸りながら高校の近くの駅に向かい、家に帰った。

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