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ここまでの登場人物

相沢あいざわ 祐樹ゆうき

表向きは平凡な大学生であり、名門女学院の物静かな用務員。

その正体は無法特区<アビス>で“名無し(アノニマス)”と恐れられた伝説の亡霊。

アビスの子供たちを救うという目的のため、自らの過去と力を完全に隠し偽りの日常を送っていた。

しかし、かつてのライバル・黒瀬との死闘を経て、彼の日常は静かに、だが確実に変質し始めている。

国家という新たな“敵”を前に、彼は守るべきもののために再び影の戦いへと身を投じる。


西園寺さいおんじ 麗奈れいな

国内最大級の財閥「西園寺グループ」の令嬢。

“見えない守護者”によって何度も命を救われるうち、その正体が相沢祐樹ではないかという疑念を抱く。

しかし、彼の底知れない謎を前に直接的な追及ではなく自らの力で真実を探求する道を選んだ。

祐樹の最も近くにいる“観測者”。

彼女の選択がやがて物語の鍵を握ることになる。


ノア

アビスから祐樹を追ってきた銀髪の少女。

祐樹と同じく人間離れした戦闘能力と都会の獣たちを従える特殊な能力を持つ。

当初は奔放な行動で祐樹を悩ませたが、数々の死線を共に潜り抜ける中で単なる守られるべき存在から、祐樹が全幅の信頼を寄せる唯一無二の“相棒”へと成長した。

祐樹にとって守るべき“家族”そのもの。


たちばな 詩織しおり

政府が新設した対アビス特殊部隊『ART』の現場指揮官。

階級は警視。

アビスが関わる事件で家族を失った過去を持ち、アビスという存在そのものに強い憎しみを抱いている。

明晰な頭脳と鋼のような意志で、アビスの完全封鎖作戦を指揮する。

祐樹の最も手強い敵として立ちはだかる。


カラス

祐樹を表社会へと手引きした謎の情報屋。

その正体、目的、一切が不明。

祐樹にとっては時に命綱となり、時に危険なゲームへと誘う予測不能な存在。

彼の広大な情報網と暗躍が物語の盤面を大きく動かしていく。


黒瀬くろせ 竜也たつや

元UFC世界ミドル級王者。

祐樹のかつてのライバル。

祐樹との死闘の末に敗北し、長年抱き続けてきた憎しみの元凶が悲しい誤解であったことを知る。

公には「テロ事件に巻き込まれ重傷、無期限休養」として表舞台から姿を消し、全ての因縁を操っていたシズカを連れ闇の中へと消えた。

彼の次の一手はまだ誰も知らない。


シズカ

アビスの“魔女”と呼ばれる、妖艶で底知れぬ悪意を持った女。

祐樹と黒瀬を駒として弄び自らの野望を果たそうとしたが計画は失敗。

祐樹たちの反撃に遭い最後は黒瀬によって捕らえられ共に姿を消した。


佐伯さえき 健太けんた

祐樹の大学での唯一の友人。

祐樹の裏の顔など全く知らず、彼を「ちょっと変わってるけど、いい奴」だと思っている善良な青年。

祐樹にとって、守るべき「平凡な日常」の象徴でもある。

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