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ろ過  作者: シーケー
9/19

もし稲妻のように打ったなら

歌の旋律の音符が

歌鳥の声で

モッキンバード

聴く者はただ無力


音楽が耳に放たれるとき

旋律を感じるのは、かすかな触れ合いのように

香りの漂いのように

過ぎゆく記憶のように


私はそれらに触れたい

繊細に、最高音で

歌鳥がそれらを解き放つとき

私の耳を注意深く立てて


あなたの美しいメリスマ

あなたの美しいソナタ


それらが全小節を駆け抜けるとき

できるだろうか?

その形を感じることを許されるだろうか

叙情詩の文字の隣で


私の大好きなアーティスト

蓄音機を買いたい

あなたのアルバムをレコードで買いたい

そしてもしかしたら、旋律が再び解き放たれるとき


もしかしたら、私はそれらに触れることができるかもしれない

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