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もし稲妻のように打ったなら
歌の旋律の音符が
歌鳥の声で
モッキンバード
聴く者はただ無力
音楽が耳に放たれるとき
旋律を感じるのは、かすかな触れ合いのように
香りの漂いのように
過ぎゆく記憶のように
私はそれらに触れたい
繊細に、最高音で
歌鳥がそれらを解き放つとき
私の耳を注意深く立てて
あなたの美しいメリスマ
あなたの美しいソナタ
それらが全小節を駆け抜けるとき
できるだろうか?
その形を感じることを許されるだろうか
叙情詩の文字の隣で
私の大好きなアーティスト
蓄音機を買いたい
あなたのアルバムをレコードで買いたい
そしてもしかしたら、旋律が再び解き放たれるとき
もしかしたら、私はそれらに触れることができるかもしれない